チャコールフード

バンズの黒いハンバーガーや黒いアイスクリーム、そんなインパクトのある黒い食べ物を目にしたことはありませんか。黒い色の正体は食べれる炭、活性炭。この活性炭を使用した料理はチャコール(charcoa=炭)フードと呼ばれています。炭の持つ健康効果や、日常生活での取り入れ方を紹介します。

活性炭ってどんなもの?

炭の表面には無数の微量な穴が空いています。活性炭は木材やヤシ殻を特殊な環境で炭化させたあと、水蒸気などを使って穴を増やし、より深く複雑にすることで表面積を広げたものです。活性炭の穴がスポンジのように不純物などを吸着し、水を浄化したり嫌な臭いを除去したりします。身近なところでは浄水器のカートリッジや空気清浄機のフィルター、冷蔵庫の脱臭剤などにも使われています。また、現在ではその特性を生かして、サプリメントをはじめ食品にも利用させるようになりました。

活性炭の健康効果

・デトックス効果
体内の中に溜まった有害物質や、食べ物から摂取した添加物などを直接吸着し、排出してくれる働きがあります。代謝がアップして太りにくく痩せやすい体をつくる効果も期待できます。

・アンチエイジング
抗酸化作用が老化の大敵「酸化」を抑制するため、お肌や髪の若返り効果が期待できます。また、余分な糖質、脂質などが排出されやすくなるため、生活習慣病の予防や改善にもなります。

・便秘解消
腸に溜まった老廃物の排出を促す整腸作用があるため、便秘解消にも効果的。ただし、活性炭は水分も吸着してしまう作用があるので、水分も忘れずに補給するようにしましょう。

・口内環境改善
炭の粒に開いたミクロの穴に歯の汚れが吸着されて、キレイな歯を維持する働きがあります。また、炭パウダーを水に溶かして口をすすぐだけで、口臭予防の効果があると言われています。


食用炭はどんな味?

黒い見た目に対して食用炭自体には味はなく、無臭のためどんな食事に取り入れても風味を損なうことはありません。ちなみに、食用の炭と、食べ物を焼きすぎたときにせきる"焦げ"とは別物です。


注意すること

人によっては食用炭の摂取によって消化不良や栄養障害を起こす場合もあるので、用法や用量を守るようにしましょう。高齢者や薬を服用している人も医師などへ相談することをおすすめします。


足元ぽかぽか 冬のあったかグッズ

お部屋の暖房をつけているのに足元がひんやりするのは、床や窓から冷気が伝わるから。
そこで、足元の寒さを防ぐあったかグッズをご紹介します。冬の室内を快適に過ごしましょう。

カーペット・ラグ

・マイクロファイバー
毛先が長く、手足がすっぽりと沈んでしまうくらいフカフカとしていてボリュームがあるものが人気。サラサラとした肌触りが特長。

・蓄熱ラグ
体温を吸収してラグの内部にあたたかい空気を貯めるため、電気を使わない安全でエコな暖房アイテムです。

・ウールカーペット
羊毛(ウール)には、空気を大量に含む特性があります。あたたかい空気を逃がしにくくとても保温性に優れているのが特長です。


パネルヒーター
マグネットで簡単に取り付けることができるヒーターです。デスクの金属面に取り付けて机を簡易コタツのようにすることができます。寒さを感じやすい机の下の空気をあたため、足元がひんやりするのを防いでくれます。狭い場所でもストーブのように設置スペースを必要とせず、デスクワークの妨げになりません。お子様の勉強机にもぴったり。

ハロゲンヒーター
おうちの間取りは、リビングなどが日当たりのいい南側に設置されているため、水回りは北側の寒い場所に配置されることが多くなります。そのため、冬の脱衣所は特に冷えてしまいがち。そんな脱衣所におすすめなのが小型のヒーターです。センサー付きで人が居る時にだけすばやくあたたかい風を送り出してくれるものもあるので、消し忘れもなく安心。

災害時の備え

今回は災害で家から逃げ出す時のことに触れたいと思います。

災害時に備えた準備は、

1次「持ち出し品」と

2次「持ち出し品」に

分けて準備しておくのが良いです。

1次「持ち出し品」とは避難時にすぐに持ち出す必要最低限の備えです。

主に最初の1~2日間をしのぐためのものになります。

非常持ち出し袋にいれておき、非常時に持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。

以下をご参考に中身を準備するといいです。

大人2人×1日分の目安です。

<食料・飲料>

・飲料水(500ml×8~10本)

・非常食(乾パンやレトルト、ゼリー状の食品など2箱程度)

<停電時用>

・懐中電灯(予備電池含め2個)

・ろうそく(2本+マッチ・ライター×2つ)

・携帯ラジオ(手巻き充電式が望ましい)

<医薬品>

・救急セット(常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂、

 ばんそうこう、ハサミ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、

 持病のある方はそのための薬(お薬手帳も))

 (救急ボックスなどのセットで売っているものが便利です)

<生活・衛生用品>

・レジャーシート(1人あたり1畳分程度)

・タオル(4枚~、多めに)

・ポリ袋(大きめを10枚程度)

・トイレットペーパー
 (1ロール、水に溶けるため、ティッシュより使いやすいです)

・ウエットティッシュ(2個~)

・簡易食器セット(家族分)

<貴重品>

・現金(硬貨も)

・身分証明書、保険証、住民票のコピー

・預貯金通帳、印鑑

・権利書、各種カードなど

<避難・救助用品>

・笛、コンパス、ナイフ、ロープ(7m以上)

・シャベル、バール、ノコギリ、

 ハンマー等の工具(小型のアウトドアグッズが持ち運びに便利)

また、2次「持ち出し品」とは、

最初の避難の後に再度自宅から避難所へ持ち出し、3~4日間の避難生活を送るためのものです。

1次「持ち出し品」に加え、+αの飲料や食料、衣料品、生活用品を準備しておくと良いです。

生活用品は、卓上コンロ+ガスボンベをはじめ、アウトドアやキャンプを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれませんね。

私たちの家づくりでは、当然「災害に強い家・安全を確保しやすい間取り」といったことにもこだわっていますが、

こういった避難をするときに「持ち出し品(特に1次持ち出し品)」を常々どこに確保しておくか、といったところにまで気を払い、

お客様と一緒に間取りを考えています。