お家の価格と工期

良い土地を見つけて「いよいよお家を建てよう」と決めたら、新居が完成する時期に合わせた引っ越しを考える必要があります。

お子様のいるご家庭などでは、

「子どもの入学や進級に合わせて4月から新居での生活を始めたいから3月には入居したいな」など、希望の入居時期がある場合も多いと思います。

この時、建売住宅であれば、完成済みの物件ならすぐに入居が可能です。

完成前の物件でも完成時期は予め決まっているため、希望の時期に入居できるかどうかはすぐにわかります。

しかし注文住宅の場合、希望の時期に入居するためには、工期から逆算して、間に合うように着工しなければなりません。

今回は、希望の時期に入居するために知っておきたい、注文住宅の工期の目安についてお伝えします。

<住宅の工期と価格の関係>

工期とは、建物の着工から完成までにかかる期間のことです。

注文住宅を建てる場合の工期は、2~6か月程度であることが多いです。

2か月と6か月では大きな差がありますよね!

そこで知っていてほしいことは、一般的に住宅の価格と比例しますので、「価格が高い住宅ほど、工期が長い」というわけけです。


<依頼する業者によっても変わる工期>

価格帯によって工期が変わってくるということは、注文住宅を依頼する業者によって工期の目安も異なると言えます。


・ハウスメーカー:2~4か月

ハウスメーカーに依頼する場合の工期は、2~4か月ほどが一般的です。
ハウスメーカーによって建材や工法にかなり違いがあるため、工期にも違いが出てきます。
ただし、ハウスメーカーは余裕を持たせた工期を設定している場合が多く、家づくり計画当初の期日に住める場合が多いです。

・大手ハウスメーカー:比較的坪単価が高めの会社の場合は3~4か月の工期が目安です。

一方、低価格での施工を売りにしているハウスメーカーの場合は、人件費も抑えることで低価格を実現しているケースが多く、工期も2~3か月とやや短めな場合が多いです。


・地場工務店:4~5か月

地域密着型の小規模工務店に依頼する場合、工期は4~5か月となる場合が多いです。
ハウスメーカーのように工場で部材を大量生産しているわけではないため、現場で必要になる作業が多くなるためです。
しかし、ハウスメーカーのように大々的に広告宣伝行ったり、モデルハウスを持っていなかったりするため、工期が長めな割に価格は抑えられるケースも多いです。


・設計事務所:6か月以上の場合も

設計事務所に依頼する場合、全くの何もな状態から設計した家を建てることになるため、工期も長めになることが多いです。
そもそもこだわりが強く、オリジナルな家を建てたい人が設計事務所に依頼することが多く、それに伴って工期も長くなることが多いです。

どんな家を建てるかにもよりますが、半年ほどの工期となるのが一般的で、中にはさらに長い期間がかかる場合もあります。

これらの工期を参考に、お引越しの時期などを計画すると良いのではないでしょうか。

家づくりに思い込みは禁物?!

家づくりをしている中で、予算や、土地、間取りなど決めないといけないことがたくさんあります。

いつ建てるのがベスト?

どんな家がいい?

予算はどれくらい?

どこの場所で建てる?

どこのハウスメーカーに頼む?

インターネットや雑誌、知人からのアドバイス、住宅会社からの提案などを通して情報を得て決めていきます。

しかし、たくさんの情報が溢れていて何が間違っていて何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。

最近、ニュースや本などに出ている言葉でアンコンシャス・バイアスというものがあります。

これは自分自身では気付いていない無意識の偏見、思い込みという意味の言葉です。

それが原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。

例えば、

家づくりで、まず住む場所を決めないといけないと思い込んでしまい土地を探し、間取りを決めていきますが、その結果、住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わなかったり・・・

家づくりの順番を思い込みで考えたしまった結果、建物そのものの予算を考慮しなかった為に、結局振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。
(もちろん土地探しから行うのが悪いと言っているのではありません、土地が無いエリア、地価が高いところを検討する場合や住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進められます)

また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。

一度家を建てたことがあって、過去の経験からその思い込みによって正しい判断を行えることもあるかと思います。

大事なことは、どこかに思い込みがないかを考えてみることで、自分自身と向き合い、家族などの意見も聞きながら判断することだと思います。

言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、それが事実なのか、解釈なのかを考えてみると、新しい気づきがあるかもしれません。

水害に備えた家づくり

お家を建てる際には、洪水や浸水といった水害も決して「自分には関係の無いこと」と思わず、水害による被害をどう避けるかといったことも、しっかりと考えておくのが、非常に大切です。

家を建てる際の代表的な水害対策としては、盛り土があります。

土を盛って、敷地全体を高くするのです。

水は高い所から低い所へ流れるため、敷地自体を高くすれば、氾濫した水が流れてきた場合でも、河川よりも敷地が高ければ水の流れ入を防ぎ、家全体を守ることができます。

お家を立てる土地が、周囲の家や道よりも、低くなっている場合には、是非ともやっておくべき工事です。

ただ、住宅地などでは、隣のお家の日当たりを妨げてしまわないよう屋根の高さの制限があったりもしますので、高さを上げるのにも限度はあります。

また、盛り土は土ですので、それ自体の自重が重いです。

そのため地盤が弱いところでは、逆に沈んでしまう原因となってしまう可能性もあります。

河川に近い場所などは、地盤の弱い低地であることが多いです、盛り土をして家を建てる時は、その土地の特性と周囲の状況をよく考慮する必要があります。

他には、家の床を高い構造にする、という方法もあります。

住宅の基礎の部分を、通常よりも高くすることで、家自体を高くするのです。

家を建てる時は、まずコンクリートなどで基礎を作りますが、この基礎を通常よりも高く作ることで、洪水が起こってしまった時などに、床上まで浸水してしまうのを防ぐことができます。

ただ、基礎を高くして床を高くする構造の場合、床上浸水は防げても、床下浸水の可能性は十分にあります。

なお、この「床上浸水」と「床下浸水」ですが

床下浸水の場合は、基本的な対処としては3つ

1.排水・・・床板や畳を外し、溜まった水や泥をかき出します。

特に泥が残っているとにおいの原因にもなるため、

隅々までかき出し、真水で洗い流します

2.乾燥・・・生乾きのままだとカビや臭いの原因になってしまうため、

扇風機などを使い、乾燥させます。

3.消毒・・・洪水など外からの水で浸水してしまった場合、

浸水した水に下水や汚水が混じっていることが多々あります。

すると雑菌が繁殖しやすく感染症の原因にもなり得るため、排水・乾燥をさせた後にはしっかりと消石灰などまいて消毒する必要があります

一方、床上浸水の場合は、

床下浸水と比べて被害ははるかに大きくなります。

被害額は床下浸水の7倍にものぼると言われ、2階まで浸水してしまった場合などは、建て替えを視野に入れなければならない場合もあります。

このように最悪でも床上浸水を防げるよう、私たちが家づくりの相談をする際には、色々なことを視野に入れながらお話しを進めさせていただいています。

「床暖房」をご存じでしょうか。

「床暖房」は聞いたことはあるけど、
実際必要なの?エアコンやヒーターで充分なのでは?と一度は思われる方は多いようです。

新築を建てる・リフォームをする際に、分からないことを分からないままにして手を出さないより、メリットとデメリットを知ったうえで決断した方が後々後悔しませんよね。

今回お話しする内容は


◆床暖房の必要性について


~床暖房とは?~

床を温め発生する(伝道熱)とその熱から発生し部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせで足元から暖めることができる暖房方法のことです。

~床暖房のメリット~

①足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができる。
②暖房器具を置くわけではないため掃除もかけやすく部屋も広く使える。
③火を使わないので安全。
④水蒸気の発生がないため結露が起こらずカビやダニの発生につながりにくい。
⑤エアコンのように風がないので、ホコリが舞いにくい。
⑥空気や肌が乾燥しにくい。  などなど...

お子様がいらっしゃる家庭や花粉、アトピー、喘息などをお持ちの方にとっては快適に冬を乗り越えることができる手助けの一つになると考えられます。


床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類がございます。

「温水式」とは、床下に配管を設置し、温水を循環させて部屋を温めるタイプで
電気式に比べ光熱費が安く立ち上がりが早いのが特徴です。
家にいる時間が長く使用頻度が高い、オール電化を導入している・導入する予定がある場合に適しています。

「電気式」とは、床下に設置した電熱線ヒーターパネルで温めるタイプで
温水式に比べ導入の初期費用を安く抑えることができ、建物と同等の耐用年数があり基本はメンテナンス不要です。
家にいる時間が少なく、部屋全体よりも部分的に温めたい、屋外に熱源機を置けるスペースがない場合に適しています。

では、気になります床暖房設置にかかわる初期費用とランニングコストについてです、ご参考にしていただけたらと思います。

床暖房設置にかかる初期費用(おおよそ)
「温水式」1畳あたり5万円~10万円+ポンプなどの設備費20万円~100万円ほど
「電気式」1畳あたり5万円~10万円ほどの費用がかかることが予想されます。

ランニング費用に関しましては、
「温水式」1日10時間使用した場合、約3,000円~5,000/月
「電気式」1日10時間使用した場合、約5,000円~10,000円/月ほど。

「温水式」は初期費用が高い分ランニング費用が抑えられ、
「電気式」は初期費用を抑えることができますが、
ランニング費用がかかることが分かります。
床暖房の使用頻度や使用期間、建物の構造によって床暖房を選ぶことが重要になってくることが考えられます。

メリットとデメリットを踏まえたうえで
皆さんにあった床暖房を選んで下さね。

雨の日の傘をさすように

皆様は雨が降った時にどうしても外に出かけないといけない時、どうしますか?

傘を差すと思います。

ではなぜ傘をさすのかというと・・・

それは自分自身は勿論のこと、服やかばんも濡らしたくないですよね。

当たり前の事を言ってすいません...

本題に入りますね。


人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。


建物になぜ屋根がついているかというと、

外壁などを濡れにくくし、家が傷みにくくするためはもちろんですが、

家に住んでいる人も守ってくれる、大きな傘のようなものです。

ただ、人によっては大きな傘は邪魔くさいなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は防水性の高い材料を選びましょう。

いずれにせよ、降る雨は下に流れるので、

その流れに逆らわないような屋根のデザインが必要になってきます。


軒を長くして、

軒下にバルコニーを付けるのも魅力的です!!

その際に、

『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』

という悩みが出るかもしれません、、

その時は、

軒の上にトップライトをつけ、室内に明るさを入れることで解決しますよ。

軒下の長さや屋根の形を変えるだけで、

こんな家が創りたい!!と暮らしのカタチに自由自在で思いのまま、となると

家づくりもワクワクすることがたくさんあります。


自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいかもしれませんね。

日々の生活で実施しやすい風水

今回は日々の生活の中で実践しやすいものをご紹介します。

「『陽』を意識し、明るい玄関に」

玄関は人だけでなく、自然界のあらゆる気も出入りする場所です。
まずは「清潔」が風水の基本と言われています。
ホコリまみれだったり、靴がたくさん出しっぱなしだといい運気は入ってきません。
お掃除も丁寧にして清潔な玄関にしておかなければなりません。

玄関は明るい雰囲気を保つことが大切です。
観葉植物や花も似合いますので、お客様を迎えるにも雰囲気がよく、お互いに気持ちのよい場所になります。

スペースがあれば、少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を置くのも運気アップになります。


「家族の集まるリビングやダイニングはすっきりと」

寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングなので、「明るく暖かい」
という居心地のよさを大切にしなければならないのはいうまでもありません。

家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。
色も明るいトーンの色味で統一させて、落ち着きを演出します。

テレビやオーディオ、ホームシアターなどの家電製品も多い場所です、テレビには気を乱す作用があるのですが、観葉植物を傍に並べてあげるとパワーのバランスを中和してくれるメリットがあります。


「寝室のベッドの位置」

平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。
その間はのんびりとリラックスしたり、実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。

この「何もバリアを張っていない状況」で暗く悪い気からの影響を受けないために、
落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。

特に重要なのはベッドの位置です。
寝室のベッドは、ドアの直線上に置かないようにしましょう。
ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。

そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。
モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、隙間を「強い気が通る」ともされていますので、隙間を作ることはよくありません。

その気が無防備な睡眠中の体に当たると落ち着かなくなり、眠れなくなったりします。

もしもベッドの位置をドアから見えないところ、つまり気の流れから外せないときは、
ベッドとドアの間にスクリーンやパーテーションを置きます。

物理的なスペースが乏しいときは、のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。

マンションなどで、柱や梁の出っ張りが部屋の隅に現れている物件があります。

これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、悪い気を発しているといわれています。

できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。
角がどうしても避けられない場合は、観葉植物や、カーテンを間に挟むといいですよ。


以上、家づくり後でも気を付けられる風水をご紹介してきました。

1日の3分の1以上を過ごす場所なので、少しでも気持ちの良い空間にしたいものです。

以下に、今までお伝えしてきたことをまとめておきました。

・暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、風通しに気をつけ、照明の力を借りれば、かなり明るくすることができます。

・体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。
間取り上仕方なかったときは、清潔に保ち、頻繁に換気をして、観葉植物や木製のグッズなど、木のパワーを持つアイテムで、土の気を緩和させる

・階段には絵、写真やカーテンを設置し気の流れを良くする。
写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを

・寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、ベッドヘッドはしっかりと壁につけ隙間をなくす。
枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招きます

・玄関には、「陽」を意識して少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を
置くとより運気アップ

・リビングやダイニングは「家の中心」に配置、明るく暖かな雰囲気をつくる。
すっきりとしたインテリアに観葉植物を

・睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、
ドアの対角の位置にベッドを移動。

難しい場合はドアから見えないようにするため、ついたてなどでさえぎる

家づくりの際に風水を気にしすぎると、家づくり自体がなかなか進まなくなったり、
不便な間取りが完成してしまうかもしれません。

ただ、少しでも気持ちよく暮らしていくために、無理のない範囲で取り入れ、
風水の考え方の中で取り入られれる要素を検討し、実用性とのちょうどよい距離感を図ることも大切ではないでしょうか。

夢の住まいを実現するための家づくりテーマ選びの秘訣

家づくりは一生に一度の大きな出来事であり、

「どんな家にしよう?」と考えている時間はとてもワクワクしますよね。


では、どのようにして住まいのテーマを決めるべきか、いくつかポイントをお伝えしていきます。


〇ライフスタイルから考える

最初に考えるべきことは、自分や家族のライフスタイルです。


家は生活の拠点であり、

快適に過ごすためにはライフスタイルに合った家づくりが必要になります。


例えば、お子様のいるご家庭なら工夫した間取りを考えたり、家事動線を意識したり、
老後を考えバリアフリーの配慮を考えたりなど、

ライフスタイルに合ったテーマを考えてみましょう。


〇予算を考慮する

ほとんどの人に取って予算には限界がありますので、必要な箇所に重点的に予算を充てることが求められます。


予算に合わせたテーマを選ぶことが、家づくりの成功につながるのです。


コストを抑えた素材の使用や、自分でDIYしてみてコストを抑えるなどの方法も検討しましょう。


〇好みや趣味を反映させる

自分や家族の好みや趣味を家づくりのテーマに反映させることで、より満足度の高い家を実現できます。

〇未来を見据える

家づくりは長期的に関わっていくものです。


将来の変化やニーズを考慮してテーマを選びましょう。


例えば、将来的に子どもがこれから増える予定があるのか、親と同居する予定はあるのか、リモートワークの必要性など

今後の未来の暮らしを想像してテーマを設定しましょう。


〇環境への配慮

環境にやさしい家づくりが注目されています。


「自然エネルギー」や、「再生可能エネルギー」の活用、断熱材の使い方など、環境に配慮したテーマを検討し、持続可能な家を作り上げましょう。


〇アイデアを収集する

家づくりのテーマを決める際には、インターネットやSNSなどからアイデアを収集するこも大切です。

他の人がどのようなテーマで家づくりをしているかを参考にし、自分のイメージを具体化させましょう。

最近では、Instagramのリール動画やtiktokでお家の紹介動画をアップしていることも多くあります。

最後に、家づくりのテーマを決める際には、専門家の意見も聞くことをおすすめします。


家づくりは一生に一度の機会です!

当社は、皆様の家づくりのサポートをしております。

家づくりに関してお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。

これからの住まいはスマートホーム!その魅力と実践方法

■スマートホームの概要とこれからの住まいのトレンド

近年注目されているスマートホームは、家電や設備をインターネットでつなぎ、自動化や遠隔操作が可能な住まいです。
この記事では、これからの住まいとして注目されているスマートホームの魅力と、実践方法について詳しく詳しく解説します。


■スマートホームの魅力

スマートホームのメリットは、生活が便利で快適になることです。
家電がインターネットにつながっているので、声で家電をハンズフリー操作できたり、スマホがリモコン代わりになるので家電をスマホひとつで遠隔操作できたりと、多くの機能が自動化されることで、家庭内のストレスが軽減されます。


■スマートホームの実践方法

スマートホームにするためには、
多くのスマートホーム家電が、スマホによる操作や設定でWi-Fi環境を利用しますので、家庭内のインターネット環境を整えることが重要です。
次に、スマート家電やIoT機器を導入し、それらを連携させるためのアプリを使って一元管理します。
新築の場合は、
設計段階からスマートホーム機能を盛り込むことも可能です。
また、既存の住宅でも、
段階的にスマート家電やIoT機器を取り入れていくことで、スマートホーム化を進めることができます。


■スマートホームの最新技術

2023年のスマートホームでは、
AI(人工知能)やVR(仮想現実)技術が注目されています。
AIを活用した家電やシステムは、住まいの状況を把握し、暮らしを便利にしたり、快適にしたり、安全にしたりすることができます。
また、VR技術はインテリアデザインや家具配置のシミュレーションに活用されることで、理想の住まいの空間を実現しやすくなります。


■スマートホーム導入のメリット・デメリット

スマートホーム導入にはメリットが多い一方で、デメリットも存在します。
メリットとしては、防犯・セキュリティの強化、生活の便利さ向上、介護・福祉分野への応用、災害対策などが挙げられます。
デメリットとしては、導入コスト、ネット環境、サイバーセキュリティの懸念など。


■これからのスマートホームの発展と課題

スマートホームは今後も技術の進化とともに発展が期待されますが、課題も存在します。
発展としては、AI技術の進化、5G通信の普及、コミュニティや都市全体との連携、サステナビリティが挙げられます。
課題としては、標準化、インターネットを使いこなせない方、ビッグデータの管理やプライバシーの問題、インターネットに接続することで発生する第三者からの攻撃などの脅威、製品自体の安全性など、教育・啓発が重要となります。


■スマートホームの未来展望

スマートホームの未来展望として、
AIとの共生、完全自動化が期待されています。
AI技術が進化し、より人間らしい対話やサポートが可能になり、家族の一員としてAIと共生する生活が実現されるかもしれません。
また、家庭内のいろいろな課題が自動化され、人が手をかけることなく生活できる住まいが登場するでしょう。


■スマートホームで新しい生活を始めよう

スマートホームは、さまざまなサービスと連携し、そこに暮らす人々や関係者に利便性をあたえる最先端技術が詰まった住まいです。
インターネット環境を整え、スマート家電やIoT機器を導入することで、自動化や遠隔操作が可能になり、快適で便利な生活になります。
また、これからのスマートホームはAI技術や5G通信の普及、サステナビリティなどの要素が組み込まれ、より賢い便利で住みやすい家が実現されるでしょう。

ただし、スマートホーム導入にあたっては、
記載した通りデメリットもありますので考慮する必要があります。


最先端の技術を活用して、新しい生活スタイルを実現するスマートホーム。
メリット、デメリットがありますので本当に必要かどうかご家族で話し合ったうえで、より快適な生活を楽しみましょう。

家の断熱が大切な理由

家を建てる際に重視する事として、
「住み心地」がかつてよりも高まっているようです。

住み心地、といっても色々ありますが
・生活動線がシンプルで便利
・収納の量や場所は適切か
・ライフスタイルの変化に対応できる
・快適な屋内環境  など・・・

その中でも今回は屋内環境を快適にする方法について考えたいと思います。

どんなに見た目のきれいな建材や設備を使っても、夏に暑く冬に寒い環境では、住みやすい家とは言えませんよね。

暑さ寒さ、湿気や乾燥などを防ぐ、快適な環境を作る一つの要素が断熱性能です。

断熱とは字のごとく、「熱を断つ」という意味があります。

断熱性能の低い住宅では、
夏は室外の熱が家の中に侵入し、冷房の効きが悪く、
冬は室内の熱が外に逃げやすくなるため、
「夏は暑く、冬は寒い住宅」になってしまいます。

断熱性能を高めることによって、
外の空気が建物内に侵入するのを防ぐため、少しの冷暖房エネルギーで室内を快適な温度に保つことができます。

また、外気の影響を受けにくいということは、窓際や廊下などとの温度差が少なくなり、室内の温度を均一にするので
家の中の移動が寒くて辛いといったことも減ります。

その他にも、断熱性能を高めることのメリットは、
・冷暖房費が安くなる
・ヒートショックや熱中症のリスクを軽減
・家が長持ちする

など多くの効果が期待できます。

次に断熱性能を高める施工方法をご紹介します。

断熱性能を高める工法は、大きく2つあります!それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

・充填断熱工法
躯体(壁)の中に断熱材を充填する断熱工法

メリット:経年劣化しにくく耐熱性能が安定している。
     断熱材の選択肢が広く、自然素材断熱材も使いやすい。
     外張断熱工法と比べ、同じ性能なら安価。

デメリット:施工の際に注意が必要。
      構造物や断熱材の触れる部分に隙間ができやすくなったりするので、
      断熱効果が下がる場合がある。

・外張断熱工法
躯体(壁)の外側に断熱材を張る断熱工法

メリット:施工後の確認が容易。
     高気密・高断熱に優れた高性能住宅を作れる。
     建物全体を断熱材で覆っているため、内張り断熱に比べて建物の保護性能が高く、
     耐久性を向上させる。

デメリット:建築費が比較的高価になる。
      経年劣化しやすい。

断熱性能を高める方法や素材により、
メリット・デメリットは異なります。

断熱性能を高める施工する際は、メリット・デメリットの両方をよく見て、よく検討するようにしましょう。

部屋のカラーコーディネート

家づくりをする時に壁や床の色に迷われる方は多くいらっしゃいます。
理想のお部屋を作るには、まずどんなお部屋にしたいのかイメージすることがとても大切です。

<主なお部屋イメージの例>
・ナチュラルスタイル
自然で優しい雰囲気と、部屋全体を白やベージュを基調とした明るいコーディネート

・モダンスタイル
シックで落ち着きのある空間、インテリアは白黒のシンプルなもので構成することが多いコーディネート

・カジュアルスタイル
ポイントは色使い、真っ白い空間にアクセントとなる明るいカラーを組み合わせ、 好きなものを取り入れていくラフな雰囲気なコーディネート

上記以外にも、色々な種類のスタイルがありますので、
ご自身の好きなスタイルを探してみてはいかがしょうか。


作りたい部屋のイメージを決めたら、次にベースカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、インテリアの軸となる色で、天井や床、壁といった大部分を占めるものの色のことです。


リビングダイニングや水まわり、寝室など、それぞれの場所によってカラーコーディネートの考え方は変わります。
お掃除のしやすさなども配慮しながら、色を検討していきましょう。

■リビングダイニング
明るい白やベージュのカラーを選択することで統一感を出すことができます。
ベースカラーはお部屋が狭く見えない明るめのカラーがおすすめです。

■洗面台・水回り
清潔感のあるホワイト系、上品な雰囲気に見えるグレーやブラウン系、ナチュラルな雰囲気になる木目調などがよく使われています。
寒色系の色味は寒さを連想してしまうため、避けた方がいいかもしれません。

■子供部屋
子供部屋の色数は3つくらいに抑えることがポイント。
シンプルな色合いに差し色を加えることでおしゃれな子供部屋になります。

■寝室
寝室は1日の疲れを取る、リラックスできる空間にしたいもの。
青系統の色は副交感神経が優位になり、ベージュ系の色味は気持ちを落ち着かせてくれるカラー、グレーはストレスを和らげてくれるカラーですと言われています。
寝室に向いていない色は赤色で、赤色が目に入ると交感神経が優位になるため、興奮状態になってしまいます。
眠りが浅くなり安眠効果が得られなくなる可能性が高くなると言われています。ベースカラーとしては避けた方がいいでしょう。
赤色が好きな方は小物をアクセントとして使うなど、上手に取り入れましょう。

色々とお部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、お部屋の空間づくりはこだわるポイントが多岐に渡るため、自分たちのお好みのトータルコーディネートを見つけていきましょう。