洗面室と洗濯機について

今回は「洗面室とはどんな空間?」について考えてみます。

洗面室では、手や顔を洗ったり、化粧や髪の毛のセットしたり
などなど・・・

洗面室は色々なことができる多機能な空間と言えると思います。

お風呂へ入る際に洗面室が多くの場合脱衣所になると思いますが、その場合、服を脱いでそのまま入れることが出来るので洗濯機は洗面室に設置したほうが便利ですよね。

しかし、一人暮らしに多い1R、1Kなどといった間取りではお風呂とトイレが同じ場所に設置されているユニットバスは少なくないと思います。

その場合はいかがでしょうか。

そうなると洗濯機を洗面室に設置するのは、広さにも依ると思いますが、基本的に難しいです。

また誰かが服を脱いでいたり、トイレを使っていたりすると、ほかの人は一緒に洗面室を使うことはできなくなってしまいます。

ですので、洗面室はいろいろな場面で兼用されるため、曖昧な空間なのです。

洗面室をいかに上手く家族と共有するか。

どの様な使い方をイメージするか。

設計をする上で、一つポイントになると言えます。

そこで、併せて考えるといいのが「洗濯機の設置場所」。

洗濯機をどこに設置すると生活しやすい動線になるかイメージすることです。

例えば贅沢に洗濯室を作ってしまうのはいかがでしょうか。

服の収納棚、洗濯機、洗い場、そして天井から物干し竿をつるしてみると、

洗濯をして、干して、畳んでなおす。といった一連の流れが簡単にこなせるのではないのでしょうか。

その場合、洗面所を広く使えたり、トイレを併設したりもできます。

洗面所に、洗濯機を設置することは多いかと思いますが、間取りと広さを考えて、あえて洗濯機を切り離してみたりしてもいいかもしれませんね。

プランを作る際に

洗濯機を置く場所を起点に生活導線をイメージすると、面白いかもしれませんよ。

冬のお部屋の乾燥対策②

前回の話の続きをお話させていただきます。

手軽にできる簡単加湿アイデア

・お部屋に観葉植物を置く
植物は吸収した水分を葉っぱから出す「蒸散」の働きがあるため、観葉植物を置くと天然の加湿器になってくれます。
葉っぱの大きい植物の方がその分蒸発する水分が多いため、よりお部屋を乾燥から守ってくれます。

・入浴後の浴室のドアを開けておく
入浴後すぐにお湯を抜かず、しばらく浴室のドアを開放することで簡単に加湿ができます。
ただし、蒸気が溜まるとカビの原因になるため、サーキュレーターなどで空気を循環させましょう。

・カーテンを洗濯して部屋干しにする
濡れたタオルを干すのも効果的ですが、この機会にカーテンを洗濯してみませんか。
洗ったカーテンをレールに取り付けて、部屋干しすれば乾燥予防に。カーテンも清潔になり気持ちよく過ごせます。

それって逆効果かも!? NG乾燥対策

⚠水分の過剰摂取
乾燥するからといって、冷たい水を一度に飲みすぎると、身体が冷えて内蔵の働きが低下してしまいます。水分を摂るときは、常温か温かい水をこまめに摂るようにしましょう。

⚠加湿器にミネラルウォーター
加湿器の中にミネラルウォーターや浄水器の水を使用すると、かえって雑菌が増えやすくなります。
加湿器には、塩素で消毒された水道水を使用しましょう。

冬のお部屋の乾燥対策①

空気の乾燥は、お肌や体調に様々なトラブルをもたらします。
乾燥していると体内から水分が失われ、むくみや鼻水、関節の痛み、さらには胃が荒れたり皮膚のかゆみなどの症状が出てしまうことも。
また、風邪やインフルエンザイルスにも感染しやすくなります。
お部屋の空気潤いを与え、常に快適な空間づくりを心がけましょう。

加湿器を活用してお部屋にうるおいを

乾燥しやすい冬場は、加湿器を活用して湿度を調節しましょう。
理想的なお部屋の湿度は40%~60%と言われています。加湿器の置き場所は、カビが発生しやすい窓・壁際や換気扇の下を避け、お部屋の中央付近に置くのがベスト。
加湿器には大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴をチェックして、お部屋に合った加湿器を選びましょう。

・気化式
フィルターに含んだ水を、ファンで気化させて加湿する方式です。
フィルターの定期的なお手入れが必要ですが、ヒーターを使用しないため安全面に優れています。

・ハイブリッド式
様々な機能を持ち、加湿能力と安全性が高いのが特徴。
機種によっては、部屋がある程度加湿されると自動で気化式に変化し、省エネ運転をしてくれます。

・スチーム式
やかんでお湯を沸かすように、ヒーターの熱で水を温めて蒸気を噴出する方式。
即効性がありパワフルな加湿器。水を沸騰させるので、菌が繁殖しにくく衛生的。

・超音波式
超音波の振動によって水をミスト状に変え、それをファンで空気中に噴出する方式です。
デザイン性が高く、価格もリーズナブルなものが多いのが特徴。

次回は手軽にできる簡単な加湿アイデアとNGな乾燥対策についてお話いたします。

お部屋すっきりインテリアのコツ

散らかって見えるお部屋も、配置や配色を工夫することでまとまった印象に様変わりします。
まず同線上には家具を置かず、なるべく一辺にまとめることでお部屋を広く見せることができます。
お部屋が片付くと心にも余裕が生まれますね。今回はインテリアの色彩と、収納の仕方を工夫してお部屋をすっきり見せるコツをご紹介します。


色彩の基本

一般的に純色と呼ばれる12色とその中間色でできたサークルを「色相環」と言います。
それぞれ対角線に位置する色同士を「反対色」、隣りあう色を「類似色」、同じ色の濃淡を「同系色」と呼びます。
また、色の明るさのことを「明度」といい、鮮やかさを「彩度」と呼びます。
色が白に近くなるほど明度は高くなり、黒に近くなれば明度は低くなります。
彩度が高くなれば派手に見えますし、彩度が低いと地味な印象になります。
この明度と彩度の組み合わせたものが「トーン」です。


配色のポイント

失敗が少ない組み合わせは、類似色による組み合わせです。
カーテンや床など比較的面積の広いところには薄い色を、ポイントとなる家具や小物を濃い目の色にするなどアクセントをつけるのがコツ。
反対色を組み合わせる場合は、トーンを統一するのがポイント。
どちらの色をベースにして、もう一方はアクセントカラーにするとまとまりやすくなります。

快適なお部屋を作る(収納アイデア)

・おしゃれで便利な自然素材のカゴ
ラタンなどの自然素材を使った大きめのかごをリビングに。
読みかけの新聞や雑誌、普段使いのバッグも、ナチュラルな雰囲気のかごに入れておくだけでお部屋がきれいに。
片付けも簡単にできるうえ、見た目にもおしゃれなのがうれしい。

・透明なボックスで見せる収納を
チープな印象になりがちな透明のボックスですが、見せる収納にぴったり。
並べ方や入れる物の色・形を工夫すれば、ぐっとあか抜けた印象に。
アクセサリーやフィギア、マスキングテープなどはディスプレイとしてもGOOD。

・1台2役の収納付きスツール
収納がついたスツールやベンチなら、座面を上げて物を入れるだけで片付け完了。
床に散らかったおもちゃをしまったり、急な来客時にも活躍します。
カラフルなものや個性的なものであれば、お部屋のアクセントにも。

・空いている壁面も上手に活用
壁の面積は床の2.5倍と言われます。
壁一面の収納は圧迫感を与えますが、デザイン性の高い棚や小さな箱などを壁に取り付ければ、洗練されたインテリアに早変わり。
散らかりがちな小物などを飾るのにおすすめです。

お家の価格と工期

良い土地を見つけて「いよいよお家を建てよう」と決めたら、新居が完成する時期に合わせた引っ越しを考える必要があります。

お子様のいるご家庭などでは、

「子どもの入学や進級に合わせて4月から新居での生活を始めたいから3月には入居したいな」など、希望の入居時期がある場合も多いと思います。

この時、建売住宅であれば、完成済みの物件ならすぐに入居が可能です。

完成前の物件でも完成時期は予め決まっているため、希望の時期に入居できるかどうかはすぐにわかります。

しかし注文住宅の場合、希望の時期に入居するためには、工期から逆算して、間に合うように着工しなければなりません。

今回は、希望の時期に入居するために知っておきたい、注文住宅の工期の目安についてお伝えします。

<住宅の工期と価格の関係>

工期とは、建物の着工から完成までにかかる期間のことです。

注文住宅を建てる場合の工期は、2~6か月程度であることが多いです。

2か月と6か月では大きな差がありますよね!

そこで知っていてほしいことは、一般的に住宅の価格と比例しますので、「価格が高い住宅ほど、工期が長い」というわけけです。


<依頼する業者によっても変わる工期>

価格帯によって工期が変わってくるということは、注文住宅を依頼する業者によって工期の目安も異なると言えます。


・ハウスメーカー:2~4か月

ハウスメーカーに依頼する場合の工期は、2~4か月ほどが一般的です。
ハウスメーカーによって建材や工法にかなり違いがあるため、工期にも違いが出てきます。
ただし、ハウスメーカーは余裕を持たせた工期を設定している場合が多く、家づくり計画当初の期日に住める場合が多いです。

・大手ハウスメーカー:比較的坪単価が高めの会社の場合は3~4か月の工期が目安です。

一方、低価格での施工を売りにしているハウスメーカーの場合は、人件費も抑えることで低価格を実現しているケースが多く、工期も2~3か月とやや短めな場合が多いです。


・地場工務店:4~5か月

地域密着型の小規模工務店に依頼する場合、工期は4~5か月となる場合が多いです。
ハウスメーカーのように工場で部材を大量生産しているわけではないため、現場で必要になる作業が多くなるためです。
しかし、ハウスメーカーのように大々的に広告宣伝行ったり、モデルハウスを持っていなかったりするため、工期が長めな割に価格は抑えられるケースも多いです。


・設計事務所:6か月以上の場合も

設計事務所に依頼する場合、全くの何もな状態から設計した家を建てることになるため、工期も長めになることが多いです。
そもそもこだわりが強く、オリジナルな家を建てたい人が設計事務所に依頼することが多く、それに伴って工期も長くなることが多いです。

どんな家を建てるかにもよりますが、半年ほどの工期となるのが一般的で、中にはさらに長い期間がかかる場合もあります。

これらの工期を参考に、お引越しの時期などを計画すると良いのではないでしょうか。

家づくりに思い込みは禁物?!

家づくりをしている中で、予算や、土地、間取りなど決めないといけないことがたくさんあります。

いつ建てるのがベスト?

どんな家がいい?

予算はどれくらい?

どこの場所で建てる?

どこのハウスメーカーに頼む?

インターネットや雑誌、知人からのアドバイス、住宅会社からの提案などを通して情報を得て決めていきます。

しかし、たくさんの情報が溢れていて何が間違っていて何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。

最近、ニュースや本などに出ている言葉でアンコンシャス・バイアスというものがあります。

これは自分自身では気付いていない無意識の偏見、思い込みという意味の言葉です。

それが原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。

例えば、

家づくりで、まず住む場所を決めないといけないと思い込んでしまい土地を探し、間取りを決めていきますが、その結果、住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わなかったり・・・

家づくりの順番を思い込みで考えたしまった結果、建物そのものの予算を考慮しなかった為に、結局振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。
(もちろん土地探しから行うのが悪いと言っているのではありません、土地が無いエリア、地価が高いところを検討する場合や住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進められます)

また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。

一度家を建てたことがあって、過去の経験からその思い込みによって正しい判断を行えることもあるかと思います。

大事なことは、どこかに思い込みがないかを考えてみることで、自分自身と向き合い、家族などの意見も聞きながら判断することだと思います。

言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、それが事実なのか、解釈なのかを考えてみると、新しい気づきがあるかもしれません。

水害に備えた家づくり

お家を建てる際には、洪水や浸水といった水害も決して「自分には関係の無いこと」と思わず、水害による被害をどう避けるかといったことも、しっかりと考えておくのが、非常に大切です。

家を建てる際の代表的な水害対策としては、盛り土があります。

土を盛って、敷地全体を高くするのです。

水は高い所から低い所へ流れるため、敷地自体を高くすれば、氾濫した水が流れてきた場合でも、河川よりも敷地が高ければ水の流れ入を防ぎ、家全体を守ることができます。

お家を立てる土地が、周囲の家や道よりも、低くなっている場合には、是非ともやっておくべき工事です。

ただ、住宅地などでは、隣のお家の日当たりを妨げてしまわないよう屋根の高さの制限があったりもしますので、高さを上げるのにも限度はあります。

また、盛り土は土ですので、それ自体の自重が重いです。

そのため地盤が弱いところでは、逆に沈んでしまう原因となってしまう可能性もあります。

河川に近い場所などは、地盤の弱い低地であることが多いです、盛り土をして家を建てる時は、その土地の特性と周囲の状況をよく考慮する必要があります。

他には、家の床を高い構造にする、という方法もあります。

住宅の基礎の部分を、通常よりも高くすることで、家自体を高くするのです。

家を建てる時は、まずコンクリートなどで基礎を作りますが、この基礎を通常よりも高く作ることで、洪水が起こってしまった時などに、床上まで浸水してしまうのを防ぐことができます。

ただ、基礎を高くして床を高くする構造の場合、床上浸水は防げても、床下浸水の可能性は十分にあります。

なお、この「床上浸水」と「床下浸水」ですが

床下浸水の場合は、基本的な対処としては3つ

1.排水・・・床板や畳を外し、溜まった水や泥をかき出します。

特に泥が残っているとにおいの原因にもなるため、

隅々までかき出し、真水で洗い流します

2.乾燥・・・生乾きのままだとカビや臭いの原因になってしまうため、

扇風機などを使い、乾燥させます。

3.消毒・・・洪水など外からの水で浸水してしまった場合、

浸水した水に下水や汚水が混じっていることが多々あります。

すると雑菌が繁殖しやすく感染症の原因にもなり得るため、排水・乾燥をさせた後にはしっかりと消石灰などまいて消毒する必要があります

一方、床上浸水の場合は、

床下浸水と比べて被害ははるかに大きくなります。

被害額は床下浸水の7倍にものぼると言われ、2階まで浸水してしまった場合などは、建て替えを視野に入れなければならない場合もあります。

このように最悪でも床上浸水を防げるよう、私たちが家づくりの相談をする際には、色々なことを視野に入れながらお話しを進めさせていただいています。

「床暖房」をご存じでしょうか。

「床暖房」は聞いたことはあるけど、
実際必要なの?エアコンやヒーターで充分なのでは?と一度は思われる方は多いようです。

新築を建てる・リフォームをする際に、分からないことを分からないままにして手を出さないより、メリットとデメリットを知ったうえで決断した方が後々後悔しませんよね。

今回お話しする内容は


◆床暖房の必要性について


~床暖房とは?~

床を温め発生する(伝道熱)とその熱から発生し部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせで足元から暖めることができる暖房方法のことです。

~床暖房のメリット~

①足元から効率的にまんべんなく部屋を温めることができる。
②暖房器具を置くわけではないため掃除もかけやすく部屋も広く使える。
③火を使わないので安全。
④水蒸気の発生がないため結露が起こらずカビやダニの発生につながりにくい。
⑤エアコンのように風がないので、ホコリが舞いにくい。
⑥空気や肌が乾燥しにくい。  などなど...

お子様がいらっしゃる家庭や花粉、アトピー、喘息などをお持ちの方にとっては快適に冬を乗り越えることができる手助けの一つになると考えられます。


床暖房には「温水式」と「電気式」の2種類がございます。

「温水式」とは、床下に配管を設置し、温水を循環させて部屋を温めるタイプで
電気式に比べ光熱費が安く立ち上がりが早いのが特徴です。
家にいる時間が長く使用頻度が高い、オール電化を導入している・導入する予定がある場合に適しています。

「電気式」とは、床下に設置した電熱線ヒーターパネルで温めるタイプで
温水式に比べ導入の初期費用を安く抑えることができ、建物と同等の耐用年数があり基本はメンテナンス不要です。
家にいる時間が少なく、部屋全体よりも部分的に温めたい、屋外に熱源機を置けるスペースがない場合に適しています。

では、気になります床暖房設置にかかわる初期費用とランニングコストについてです、ご参考にしていただけたらと思います。

床暖房設置にかかる初期費用(おおよそ)
「温水式」1畳あたり5万円~10万円+ポンプなどの設備費20万円~100万円ほど
「電気式」1畳あたり5万円~10万円ほどの費用がかかることが予想されます。

ランニング費用に関しましては、
「温水式」1日10時間使用した場合、約3,000円~5,000/月
「電気式」1日10時間使用した場合、約5,000円~10,000円/月ほど。

「温水式」は初期費用が高い分ランニング費用が抑えられ、
「電気式」は初期費用を抑えることができますが、
ランニング費用がかかることが分かります。
床暖房の使用頻度や使用期間、建物の構造によって床暖房を選ぶことが重要になってくることが考えられます。

メリットとデメリットを踏まえたうえで
皆さんにあった床暖房を選んで下さね。

雨の日の傘をさすように

皆様は雨が降った時にどうしても外に出かけないといけない時、どうしますか?

傘を差すと思います。

ではなぜ傘をさすのかというと・・・

それは自分自身は勿論のこと、服やかばんも濡らしたくないですよね。

当たり前の事を言ってすいません...

本題に入りますね。


人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。


建物になぜ屋根がついているかというと、

外壁などを濡れにくくし、家が傷みにくくするためはもちろんですが、

家に住んでいる人も守ってくれる、大きな傘のようなものです。

ただ、人によっては大きな傘は邪魔くさいなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は防水性の高い材料を選びましょう。

いずれにせよ、降る雨は下に流れるので、

その流れに逆らわないような屋根のデザインが必要になってきます。


軒を長くして、

軒下にバルコニーを付けるのも魅力的です!!

その際に、

『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』

という悩みが出るかもしれません、、

その時は、

軒の上にトップライトをつけ、室内に明るさを入れることで解決しますよ。

軒下の長さや屋根の形を変えるだけで、

こんな家が創りたい!!と暮らしのカタチに自由自在で思いのまま、となると

家づくりもワクワクすることがたくさんあります。


自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいかもしれませんね。

日々の生活で実施しやすい風水

今回は日々の生活の中で実践しやすいものをご紹介します。

「『陽』を意識し、明るい玄関に」

玄関は人だけでなく、自然界のあらゆる気も出入りする場所です。
まずは「清潔」が風水の基本と言われています。
ホコリまみれだったり、靴がたくさん出しっぱなしだといい運気は入ってきません。
お掃除も丁寧にして清潔な玄関にしておかなければなりません。

玄関は明るい雰囲気を保つことが大切です。
観葉植物や花も似合いますので、お客様を迎えるにも雰囲気がよく、お互いに気持ちのよい場所になります。

スペースがあれば、少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を置くのも運気アップになります。


「家族の集まるリビングやダイニングはすっきりと」

寝室の次に長い時間滞在するリビングやダイニングなので、「明るく暖かい」
という居心地のよさを大切にしなければならないのはいうまでもありません。

家具・インテリアもごちゃごちゃさせず、すっきりと整えます。
色も明るいトーンの色味で統一させて、落ち着きを演出します。

テレビやオーディオ、ホームシアターなどの家電製品も多い場所です、テレビには気を乱す作用があるのですが、観葉植物を傍に並べてあげるとパワーのバランスを中和してくれるメリットがあります。


「寝室のベッドの位置」

平均的に8時間、つまり1日の3分の1を過ごす寝室。
その間はのんびりとリラックスしたり、実際に睡眠をとったりと、無防備な状態となっています。

この「何もバリアを張っていない状況」で暗く悪い気からの影響を受けないために、
落ち着いた雰囲気の寝室作りを心がけましょう。

特に重要なのはベッドの位置です。
寝室のベッドは、ドアの直線上に置かないようにしましょう。
ベッドの移動が可能なら、ドアの対角の位置に動かしましょう。

そして、ベッドを壁にぴったりとつけておきます。
モノが落ちにくくなるという実用面でも大切なことですし、隙間を「強い気が通る」ともされていますので、隙間を作ることはよくありません。

その気が無防備な睡眠中の体に当たると落ち着かなくなり、眠れなくなったりします。

もしもベッドの位置をドアから見えないところ、つまり気の流れから外せないときは、
ベッドとドアの間にスクリーンやパーテーションを置きます。

物理的なスペースが乏しいときは、のれんや間仕切りカーテンを設置するのもよいでしょう。

マンションなどで、柱や梁の出っ張りが部屋の隅に現れている物件があります。

これは壁刀(へきとう)と呼ばれ、悪い気を発しているといわれています。

できればこの柱や梁部分を避けてベッドを置くようにしてください。
角がどうしても避けられない場合は、観葉植物や、カーテンを間に挟むといいですよ。


以上、家づくり後でも気を付けられる風水をご紹介してきました。

1日の3分の1以上を過ごす場所なので、少しでも気持ちの良い空間にしたいものです。

以下に、今までお伝えしてきたことをまとめておきました。

・暗い玄関はNG。どうしても暗くなってしまうときは、風通しに気をつけ、照明の力を借りれば、かなり明るくすることができます。

・体を清めるお風呂、不浄な物を流すトイレは鬼門に置かない。
間取り上仕方なかったときは、清潔に保ち、頻繁に換気をして、観葉植物や木製のグッズなど、木のパワーを持つアイテムで、土の気を緩和させる

・階段には絵、写真やカーテンを設置し気の流れを良くする。
写真や絵を飾るときは、方角に応じたものを

・寝室にはベッドヘッドの付いているベッドを置き、ベッドヘッドはしっかりと壁につけ隙間をなくす。
枕元にスマートフォンを置くのは気の乱れを招きます

・玄関には、「陽」を意識して少し大きめの「シンボル・ツリー」となるような観葉植物を
置くとより運気アップ

・リビングやダイニングは「家の中心」に配置、明るく暖かな雰囲気をつくる。
すっきりとしたインテリアに観葉植物を

・睡眠中に悪い気の影響をうけないよう、
ドアの対角の位置にベッドを移動。

難しい場合はドアから見えないようにするため、ついたてなどでさえぎる

家づくりの際に風水を気にしすぎると、家づくり自体がなかなか進まなくなったり、
不便な間取りが完成してしまうかもしれません。

ただ、少しでも気持ちよく暮らしていくために、無理のない範囲で取り入れ、
風水の考え方の中で取り入られれる要素を検討し、実用性とのちょうどよい距離感を図ることも大切ではないでしょうか。

夢の住まいを実現するための家づくりテーマ選びの秘訣

家づくりは一生に一度の大きな出来事であり、

「どんな家にしよう?」と考えている時間はとてもワクワクしますよね。


では、どのようにして住まいのテーマを決めるべきか、いくつかポイントをお伝えしていきます。


〇ライフスタイルから考える

最初に考えるべきことは、自分や家族のライフスタイルです。


家は生活の拠点であり、

快適に過ごすためにはライフスタイルに合った家づくりが必要になります。


例えば、お子様のいるご家庭なら工夫した間取りを考えたり、家事動線を意識したり、
老後を考えバリアフリーの配慮を考えたりなど、

ライフスタイルに合ったテーマを考えてみましょう。


〇予算を考慮する

ほとんどの人に取って予算には限界がありますので、必要な箇所に重点的に予算を充てることが求められます。


予算に合わせたテーマを選ぶことが、家づくりの成功につながるのです。


コストを抑えた素材の使用や、自分でDIYしてみてコストを抑えるなどの方法も検討しましょう。


〇好みや趣味を反映させる

自分や家族の好みや趣味を家づくりのテーマに反映させることで、より満足度の高い家を実現できます。

〇未来を見据える

家づくりは長期的に関わっていくものです。


将来の変化やニーズを考慮してテーマを選びましょう。


例えば、将来的に子どもがこれから増える予定があるのか、親と同居する予定はあるのか、リモートワークの必要性など

今後の未来の暮らしを想像してテーマを設定しましょう。


〇環境への配慮

環境にやさしい家づくりが注目されています。


「自然エネルギー」や、「再生可能エネルギー」の活用、断熱材の使い方など、環境に配慮したテーマを検討し、持続可能な家を作り上げましょう。


〇アイデアを収集する

家づくりのテーマを決める際には、インターネットやSNSなどからアイデアを収集するこも大切です。

他の人がどのようなテーマで家づくりをしているかを参考にし、自分のイメージを具体化させましょう。

最近では、Instagramのリール動画やtiktokでお家の紹介動画をアップしていることも多くあります。

最後に、家づくりのテーマを決める際には、専門家の意見も聞くことをおすすめします。


家づくりは一生に一度の機会です!

当社は、皆様の家づくりのサポートをしております。

家づくりに関してお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。

これからの住まいはスマートホーム!その魅力と実践方法

■スマートホームの概要とこれからの住まいのトレンド

近年注目されているスマートホームは、家電や設備をインターネットでつなぎ、自動化や遠隔操作が可能な住まいです。
この記事では、これからの住まいとして注目されているスマートホームの魅力と、実践方法について詳しく詳しく解説します。


■スマートホームの魅力

スマートホームのメリットは、生活が便利で快適になることです。
家電がインターネットにつながっているので、声で家電をハンズフリー操作できたり、スマホがリモコン代わりになるので家電をスマホひとつで遠隔操作できたりと、多くの機能が自動化されることで、家庭内のストレスが軽減されます。


■スマートホームの実践方法

スマートホームにするためには、
多くのスマートホーム家電が、スマホによる操作や設定でWi-Fi環境を利用しますので、家庭内のインターネット環境を整えることが重要です。
次に、スマート家電やIoT機器を導入し、それらを連携させるためのアプリを使って一元管理します。
新築の場合は、
設計段階からスマートホーム機能を盛り込むことも可能です。
また、既存の住宅でも、
段階的にスマート家電やIoT機器を取り入れていくことで、スマートホーム化を進めることができます。


■スマートホームの最新技術

2023年のスマートホームでは、
AI(人工知能)やVR(仮想現実)技術が注目されています。
AIを活用した家電やシステムは、住まいの状況を把握し、暮らしを便利にしたり、快適にしたり、安全にしたりすることができます。
また、VR技術はインテリアデザインや家具配置のシミュレーションに活用されることで、理想の住まいの空間を実現しやすくなります。


■スマートホーム導入のメリット・デメリット

スマートホーム導入にはメリットが多い一方で、デメリットも存在します。
メリットとしては、防犯・セキュリティの強化、生活の便利さ向上、介護・福祉分野への応用、災害対策などが挙げられます。
デメリットとしては、導入コスト、ネット環境、サイバーセキュリティの懸念など。


■これからのスマートホームの発展と課題

スマートホームは今後も技術の進化とともに発展が期待されますが、課題も存在します。
発展としては、AI技術の進化、5G通信の普及、コミュニティや都市全体との連携、サステナビリティが挙げられます。
課題としては、標準化、インターネットを使いこなせない方、ビッグデータの管理やプライバシーの問題、インターネットに接続することで発生する第三者からの攻撃などの脅威、製品自体の安全性など、教育・啓発が重要となります。


■スマートホームの未来展望

スマートホームの未来展望として、
AIとの共生、完全自動化が期待されています。
AI技術が進化し、より人間らしい対話やサポートが可能になり、家族の一員としてAIと共生する生活が実現されるかもしれません。
また、家庭内のいろいろな課題が自動化され、人が手をかけることなく生活できる住まいが登場するでしょう。


■スマートホームで新しい生活を始めよう

スマートホームは、さまざまなサービスと連携し、そこに暮らす人々や関係者に利便性をあたえる最先端技術が詰まった住まいです。
インターネット環境を整え、スマート家電やIoT機器を導入することで、自動化や遠隔操作が可能になり、快適で便利な生活になります。
また、これからのスマートホームはAI技術や5G通信の普及、サステナビリティなどの要素が組み込まれ、より賢い便利で住みやすい家が実現されるでしょう。

ただし、スマートホーム導入にあたっては、
記載した通りデメリットもありますので考慮する必要があります。


最先端の技術を活用して、新しい生活スタイルを実現するスマートホーム。
メリット、デメリットがありますので本当に必要かどうかご家族で話し合ったうえで、より快適な生活を楽しみましょう。

家の断熱が大切な理由

家を建てる際に重視する事として、
「住み心地」がかつてよりも高まっているようです。

住み心地、といっても色々ありますが
・生活動線がシンプルで便利
・収納の量や場所は適切か
・ライフスタイルの変化に対応できる
・快適な屋内環境  など・・・

その中でも今回は屋内環境を快適にする方法について考えたいと思います。

どんなに見た目のきれいな建材や設備を使っても、夏に暑く冬に寒い環境では、住みやすい家とは言えませんよね。

暑さ寒さ、湿気や乾燥などを防ぐ、快適な環境を作る一つの要素が断熱性能です。

断熱とは字のごとく、「熱を断つ」という意味があります。

断熱性能の低い住宅では、
夏は室外の熱が家の中に侵入し、冷房の効きが悪く、
冬は室内の熱が外に逃げやすくなるため、
「夏は暑く、冬は寒い住宅」になってしまいます。

断熱性能を高めることによって、
外の空気が建物内に侵入するのを防ぐため、少しの冷暖房エネルギーで室内を快適な温度に保つことができます。

また、外気の影響を受けにくいということは、窓際や廊下などとの温度差が少なくなり、室内の温度を均一にするので
家の中の移動が寒くて辛いといったことも減ります。

その他にも、断熱性能を高めることのメリットは、
・冷暖房費が安くなる
・ヒートショックや熱中症のリスクを軽減
・家が長持ちする

など多くの効果が期待できます。

次に断熱性能を高める施工方法をご紹介します。

断熱性能を高める工法は、大きく2つあります!それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

・充填断熱工法
躯体(壁)の中に断熱材を充填する断熱工法

メリット:経年劣化しにくく耐熱性能が安定している。
     断熱材の選択肢が広く、自然素材断熱材も使いやすい。
     外張断熱工法と比べ、同じ性能なら安価。

デメリット:施工の際に注意が必要。
      構造物や断熱材の触れる部分に隙間ができやすくなったりするので、
      断熱効果が下がる場合がある。

・外張断熱工法
躯体(壁)の外側に断熱材を張る断熱工法

メリット:施工後の確認が容易。
     高気密・高断熱に優れた高性能住宅を作れる。
     建物全体を断熱材で覆っているため、内張り断熱に比べて建物の保護性能が高く、
     耐久性を向上させる。

デメリット:建築費が比較的高価になる。
      経年劣化しやすい。

断熱性能を高める方法や素材により、
メリット・デメリットは異なります。

断熱性能を高める施工する際は、メリット・デメリットの両方をよく見て、よく検討するようにしましょう。

部屋のカラーコーディネート

家づくりをする時に壁や床の色に迷われる方は多くいらっしゃいます。
理想のお部屋を作るには、まずどんなお部屋にしたいのかイメージすることがとても大切です。

<主なお部屋イメージの例>
・ナチュラルスタイル
自然で優しい雰囲気と、部屋全体を白やベージュを基調とした明るいコーディネート

・モダンスタイル
シックで落ち着きのある空間、インテリアは白黒のシンプルなもので構成することが多いコーディネート

・カジュアルスタイル
ポイントは色使い、真っ白い空間にアクセントとなる明るいカラーを組み合わせ、 好きなものを取り入れていくラフな雰囲気なコーディネート

上記以外にも、色々な種類のスタイルがありますので、
ご自身の好きなスタイルを探してみてはいかがしょうか。


作りたい部屋のイメージを決めたら、次にベースカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、インテリアの軸となる色で、天井や床、壁といった大部分を占めるものの色のことです。


リビングダイニングや水まわり、寝室など、それぞれの場所によってカラーコーディネートの考え方は変わります。
お掃除のしやすさなども配慮しながら、色を検討していきましょう。

■リビングダイニング
明るい白やベージュのカラーを選択することで統一感を出すことができます。
ベースカラーはお部屋が狭く見えない明るめのカラーがおすすめです。

■洗面台・水回り
清潔感のあるホワイト系、上品な雰囲気に見えるグレーやブラウン系、ナチュラルな雰囲気になる木目調などがよく使われています。
寒色系の色味は寒さを連想してしまうため、避けた方がいいかもしれません。

■子供部屋
子供部屋の色数は3つくらいに抑えることがポイント。
シンプルな色合いに差し色を加えることでおしゃれな子供部屋になります。

■寝室
寝室は1日の疲れを取る、リラックスできる空間にしたいもの。
青系統の色は副交感神経が優位になり、ベージュ系の色味は気持ちを落ち着かせてくれるカラー、グレーはストレスを和らげてくれるカラーですと言われています。
寝室に向いていない色は赤色で、赤色が目に入ると交感神経が優位になるため、興奮状態になってしまいます。
眠りが浅くなり安眠効果が得られなくなる可能性が高くなると言われています。ベースカラーとしては避けた方がいいでしょう。
赤色が好きな方は小物をアクセントとして使うなど、上手に取り入れましょう。

色々とお部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、お部屋の空間づくりはこだわるポイントが多岐に渡るため、自分たちのお好みのトータルコーディネートを見つけていきましょう。

猫と暮らす家と家づくり

皆さんは家族の一員として、ペットを飼っていらっしゃいますでしょうか?

新型コロナウイルス以降、ペットを家族に迎え入れる方が増え、特に猫の人気が急上昇しています。

今回は、猫の性格を理解し、猫と一緒に住む住まいづくりのアイデアを提案したいと思います。

猫の性格についてまず皆さんは何を思い浮かべますか?

怖がり、おとなしい、賢い、甘えん坊で寂しがりや...など猫は自由でマイペースな性格で、その気持ちは日々変化します。

そんな猫の性格を考えて、家づくりを考えると、どのような要素が重要になるでしょうか。

一番重要なのは、何と言っても猫の安全。

猫はデリケートな生き物で、大きな音にとても驚きます、その拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。

それは我々飼い主にとっても猫自身にとっても、非常に大きなリスクとなります。

危険を避けるための一つの対策として、内ドアの設置が推奨されます。

猫は外の世界に強く興味を抱く生き物です。

内ドアは、単に窓やドアからの脱走を防止するだけでなく、窓を開けたときにこの内ドアを通して外の新鮮な空気を感じることができます。

内ドアを設置することで、猫は安全に外の世界とつながることができて、ストレスの軽減など、心身の健康維持にもなるでしょう。

次に、猫が満足感を得られる遊び場の設定が必要になります。

キャットタワーやキャットウォークの設置は、猫の上下動を促進し、散歩代わりにもなります。

お部屋にキャットタワーやキャットウォークを作るとなると、どうしても部屋が狭くなってしまいますので、収納としてもキャットタワーとしても使えるものを手作りしたり、そうすれば、収納も一緒にでき一石二鳥ではないでしょうか。

さらに、ペット用フローリングを選べば、滑りにくく、傷もつきにくいので、嬉しい機能が盛りだくさんです。

どのようにしたいかコンセプトがはっきり決まれば、それに沿った具体的な計画を進めていくことが可能となります。

例えば、猫を一番に考えた家や、猫も私たちも住みやすい充実した家、などなど...

コンセプトが決まれば家づくりに必要な要素が見えてくるかと思います。

猫の性格は様々です、その違いを理解し尊重することは、幸せな共生に欠かせません。

猫にとって快適な住まいを提供し、ストレスを最小限に抑えることで、生活の質を向上させることができます!

ペットも人間も楽しく、ストレスなく過ごせる家を建てたいですね。

知って得するカーテンの色(暖色編)

新生活に必要不可欠なものの1つに「カーテン」があります。

好きな色を取り入れるのが1番なのですが、色にはそれぞれ効果があり、お部屋によって、おすすめの色や使い過ぎない方が良い色があります。

今回は「暖色系」の色についてご紹介したいと思います。

【白・アイボリー・ベージュ】

清潔感があり明るい印象を与える、3つのカラー。

空間を広く見せる効果があるので狭い部屋にも最適です。

特に白色は太陽の光をたくさん取り込みますので、日がたくさん当たる部屋の場合は、暑くなってしまう可能性があります、
カーテンの素材を遮熱効果のあるものにするなど、機能性で調節しましょう。

ベージュは、飽きにくく、洋風・和風・モダンなど、どのインテリアとも合わせやすいです。

使い過ぎてしまうと、のっぺりした印象になりやすいので、他の色でアクセントをつけてメリハリを与えるとよいでしょう。


【オレンジ・黄色】

オレンジ色は、元気を与えてくれパワーを持つ ビタミンカラーで 開放的な気持ちにしてくれます。

また、食欲増進食として食べ物をおいしく見せてくれる効果もあります。
キッチンやリビング、子供部屋にもいいですね。

壁や床の色によく使われる、白色・茶色と相性が良いので、コーディネートもしやすいです。


黄色は、明るく元気に気持ちを前向きにさせてくれます。

会話を活発にしたり、時間が早く感じる効果があると言われています。

さっぱりとした印象なので、トイレや浴室など水まわりにもいいのでは。

一方、注意を促す目立つ色でありますので、お部屋のワンポイントとして取り入れるのも良いでしょう。


【赤・ピンク】

赤色は、温かみがあり、体温を上げたり、食欲を高めてくれます。

人の集まるダイニングやリビングに、きっと楽しい会話が弾みます。

一方で取り入れ過ぎると、落ち着かない部屋になる場合があるので、差し色として取り入れるのもおすすめです。


ピンク色は、心が落ち着き優しい空間にしてくれます。

淡いピンクはリラックス効果も高く、寝室や子供部屋にいいですね。

また、女性ホルモンを刺激し、肌の調子を良くしたり、血行が良くなるなど、美容効果があるとも言われています。


今回は、暖色系の色が持つ効果についてご紹介しました。

1番大事なのは、色の特性に囚われ過ぎず、
家族とご相談し、みんなが気持ち良く生活できることです。

過ごしやすい家づくりを弊社と一緒にしませんか。

家づくりでまず最初に決めるべき事は何だと思いますか?

どんな家にする?土地探し?資金計画?

皆様それぞれの思いがあるのではないでしょうか?

まず最初にすことは、

資金計画です!!

家は一番大きな買い物になります。

皆様が買い物をされる時、財布に、いくら入っているか気にしないで買い物をすることってありますか?

実は、自分に合っていない住宅ローンを組んでしまったが為に住宅ローンを支払えずに家を手放してしまうお客様が年間数千件いらっしゃいます。

まず、どんな家、どんな土地かはイメージだけしておき、その後、資金計画をきちんとしてから、詳細を決めていくことをお勧めします。

資金計画のメインは、住宅ローン選びになります。

住宅ローン選びはとても大変です。

何故なら、住宅ローンの種類は5000種類以上もあるんです。

ご自身で調べるのは大変だと思いますので、宜しければご相談していただけたらと思います。

次に、土地を決める!と思われる方が多いかと思いますが、次に決めるのは、プランなんです。

土地も無いのに先にプラン?って思われるかもしれませんが、家づくりのきっかけは、なんだったか思い出してみてください。

土地を先に決めてしまうと、土地に合わせたプランや予算になってしまいます。

自分たちの住みたい家に合わせて土地を探した方が、土地探しで後悔したり、失敗したりすることが少なくなります。

プランですが詳細でなく、ある程度で大丈夫です。

まとめ、

資金計画→プラン→土地で進める事をおすすめします。

これから家を建てようと考えていらっしゃる方は、参考にしていただき、迷宮入りになっている方は、一度、見直してみてくださいね。

お家の防犯対策について

テレビでも、空き巣被害のニュースを見ることがありますが、特に戸建てでは、自分たち自身で防犯対策を行う必要があります。
一戸建ての防犯を考える時に、どのような対策が効果的なのか具体的な対策例をご紹介いたいと思います。

○照明とタイマーの活用

明るい照明は不審者を寄せ付けにくいです。
玄関だけではなく、家の周囲や、庭などにセンサーライトを設置することで、不審者の侵入を防ぐことができます。

外出する際は、玄関の照明をつけっぱなしにしたり、タイマースイッチを活用し、定期的に照明を点灯させることで、
住宅に人がいると思い込み、家の防犯効果を高めることができます。


○鍵とドアのセキュリティ強化

ドアの防犯対策は重要です。
玄関や裏口などの侵入しやすい箇所には防犯性の高い鍵を選ぶことをお勧めします。
また、ドアや窓の補強には、防犯フィルムや補助錠の取り付け、窓周辺の見通しをよくするなども効果的です。
これらの対策により、不審者からの侵入を防止することができます。


○監視カメラとセキュリティシステム

家の周囲や重要な出入り口に監視カメラを設置することで、24時間体制での監視を行うことができ、セキュリティシステムにはセンサーやアラームなどが組み合わされており、不審な動きがあった場合には自動的に警戒させることができます。


○近隣との協力と防犯活動の参加

近隣住民とコミュニケーションをとり、普段から連携を図り、不審な人物や出来事について情報を共有することで、
犯罪の予防に繋がります。


お家の防犯対策を紹介しました。

自分でできることやプロにお任せするものなど、これらの対策を組み合わせることで、侵入者を寄せ付けない安全な居住環境を実現することができますので、できることから取り入れていきましょう。

配線計画

新しい住まい探しは手に入れてからもくらしの変化はあり。
どのように変化しても対応ができるよう考えていきたいものです。
今回は配線計画の進め方を調べてみました。

リビング
家族が一番集まる為、コンセントは多いほうが家族みんな便利に使え、居心地も大切にしたいものです。
そのため、コンセントをうまく分散配置プラスうまく隠すことができればお部屋はすっきりします。
機能性を邪魔せずに、観葉植物や小物類、棚などの配置を意識して配線を考えてみてはいかがでしょうか。
使用家電
・テレビ
・録画機器
・電話
・インターネット用ルーター
・掃除機器
・充電器
・ゲーム機

キッチン
お料理を作るキッチンはたくさんの家電を必要とする場所です。
最近ではお料理のレシピを見るのにタブレットやスマホを使うこともあり、すこし前にはキッチンには使わなかった物も多く存在します。
使用家電
・冷蔵庫
・電子レンジ
・トースター
・炊飯器
・ミキサー
・ホットプレート
・タブレットやスマホ

寝室
寝室は、もはや寝るだけの場所ではなくスマホやタブレットで動画やSNSを楽しむ人が増えいます、
アラームなどもスマホ頼りの現状の為、枕元に充電できる場所が必要です。

玄関や廊下
荷物で両手がふさがっていてスイッチがすぐ押せなかったり、電気を消し忘れてしまっていたり、家の顔である玄関には地味なストレスがたくさん潜んでいます。
今は人の動きで自動点灯してくれる照明があり玄関の問題解決します。

配線計画は、部屋にはどのような家電を使い、家具の配置を伝える事でコンセントの場所や高さ、照明のスイッチなども普通のスイッチなのか、3路スイッチが良いのかを考え、玄関インターホンの位置も今後の変更を考慮して予備配線の提案、各部屋の照明もダウンライト、シーリングライト、ペンダントライトなど、どの部屋に適しているか、部屋の明るさに合った照明はどんなものか、お住まい探しの際には、家族で家の使い方を話し合っておくと専門家の適格な提案を頂けると思います。
住まい探しはわからい事がたくさんありますので是非、専門家の意見を参考に探して頂ければと思います。

弊社にはエージェントがお住まい探しのお手伝いをしておりますのでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

クーリングオフ

物を購入した際に使う事が出来るクーリングオフですが、不動産の購入にももちろんクーリングオフは利用できます。

これは、強引に買付申込や契約をさせられてしまった場合や、衝動的に買付申込を行ってしまって契約解除を行いたい場合に適用されますので、ご自身ではそんな状況は起こらないから大丈夫と思ってしまっている方も、いつ何時何があるかわからないので、参考までにご一読いただけると良いかと思います。

まず、大前提に何でもクーリングオフが出来るものではなく、出来るものには条件があります。

買付申込を行う場所が宅建業者の事務所などでない場合、これは喫茶店やレストランなどの事をさしますが、その場合はクーリングオフの対象となります。

例を挙げると、買付申込を行う場所が喫茶店で契約は宅建業者の事務所の場合でもクーリングオフが出来ます。これは、最初の申込時にどこで行ったかが重要となります。

そして、その際に宅建業者からクーリングオフの説明を書面で行われた場合は、その日から8日間はクーリングオフをすることが可能となります。

買付申込時などにクーリングオフの説明がなかった場合についてですが、これは期間を定めずにいつでもクーリングオフを行って良いという事になります。

もちろん引渡しを受け代金を支払った後には行う事は出来なくなります。

ですので、買付申込時には、必ず説明を受けたかどうかを覚えておくことが良いと思います。

買付申込や契約する場所が重要とお伝えしましたが、買主自らが指定した場合で買主のお勤め先やご自宅で行った場合などは、クーリングオフの対象外となりますので、お気を付けください。

これは、ご自身の行動範囲のエリアにわざわざ呼んで行った行為ということには民法も宅建業法も擁護はしてくれないという事になります。

また、重要な事でいうとクーリングオフをする場合の方法です。

これも買主は書面で行わなければなりません。そうでないとクーリングオフをしても無効扱いとなるので、くれぐれもお気を付けください。

クーリングオフを行った場合でも、損害賠償を請求される事はありませんので、もし不当に請求された場合は、支払う義務はありませんので言われたから支払うなんて事のないようにしてください。

契約時に手付金を支払った場合ですが、クーリングオフが適用されたら、全額戻ってきますので、手数料などといって差し引かれる事のないよう、こちらもしっかりと確認をする方が良いと思います。

ですが、引き渡しを受け代金を全額支払った後にはは適用外となります。

このように、引渡しを受け全額お支払するまではクーリングオフが可能となりますが、8日以内で引渡しを受ける事もあまり考えられないので、まずは上記のような条件の場合はクーリングオフが可能という事を覚えておいていただけたらと思います。

不動産会社の担当者に急かされて購入してしまったなどの話は良く聞きますが、まずはご自身で購入して良いかの判断をしていただき、クーリングオフなどを使わなくても良いような住宅購入をお勧めします。

ハーブの手作り防虫アイテム

お料理やアロマによく使われているハーブ。実は、天然の虫よけとしても大活躍してくれるのをご存じですか?
そこで今回は、虫を寄せ付けない効果を持つハーブと、簡単に手作りできる防虫アイテムをご紹介します。

おすすめハーブ紹介
・シトロネラ
 蚊や昆虫が嫌う「シトロネラール」という成分が含まれています。柑橘系のスッキリとした香りが特徴です。

・レモングラス
 レモンに似た爽やかな香りを持つハーブ。虫よけ効果はもちろん、空気中の細菌から守ってくれる効果も。

・ローズマリー
 スーッとした強い香りが特徴。タンスの虫よけなどに使われる樟脳(しょうのう)と同じ成分が含まれています。

虫よけキャンドル・・・ 蚊取り線香代わりに

用意するもの
・お好みの精油(3~4滴)           
・クレヨン(色付け用)
・ジャムなどの空き瓶
・ろうそく(2本※長さ15㎝程度)

① ろうそくとクレヨンをパキパキと細かく折り、ビンに入れます。(ろうそくの糸は使うので、切らないようにしましょう。)
② 鍋にお湯を沸かし、①で用意したビンを入れて弱火で5~7分湯煎します。ビンの中身が完全に溶けたら鍋から出します。
③ 精油を入れてゆっくりとかき混ぜたら、ビンの真ん中にろうそくの糸を垂らし、完全に固まるまで待ちます。

防虫サシェ・・・お洋服の防虫剤に

用意するもの
・お好みの精油(10~30滴)
・だしパック(もしくはお茶パック)
・ドライハーブ(適量)
・重曹(50g)
・リボン
・布切れ

① 重曹に精油を加えてよく混ぜ合わせたら、ドライハーブを加えてさらによく混ぜます。
② ①をだしパック(もしくはお茶パック)に入れます。
③ ②を布切れに包んだら、中身が出てこないようにリボンで固く縛ります。

資産価値の下がりづらい土地を購入するための5つのポイント

はじめて不動産を購入する消費者のみなさんにとって、資産価値が下がりにくい土地を購入することは、長期的な安定した資産形成において非常に重要です。17年以上の経験を持つ不動産エージェントとして、今回は「資産価値の下がりづらい土地を購入する上で絶対に注意すべき5つのポイント」をお伝えします。これらのポイントを押さえることで、素晴らしい不動産購入できることを願っております。

1.立地条件の良さ
立地条件は、土地の価値を決める最も重要な要素のひとつです。交通アクセスが良く、商業施設や学校などの生活利便施設が充実しているエリアは、人々の暮らしやすさが求められるため、資産価値が下がりにくいと言われています。また、駅から徒歩圏内やバス停から近い場所は特に人気があります。(車でなく電車が主な交通手段である大都市圏内であれば、駅から徒歩15分圏内が好ましい。)立地条件の良い土地を選ぶことで、将来的な資産価値の維持や上昇が期待できます。

2.周辺環境と将来性
土地を購入する際、周辺環境やエリアの将来性にも目を向けましょう。静かな住宅街や治安の良い場所は、家族連れや高齢者にも人気があり、資産価値が下がりにくいです。また、都市開発やインフラ整備が予定されているエリアは、将来的に人気が高まることが期待できるため、資産価値の上昇が見込まれます。新しい商業施設や駅の開業、再開発プロジェクトなどの情報をリサーチし、将来性のある土地を選びましょう。

3.土地の形状と利用可能面積
土地の形状や利用可能面積も、資産価値に大きく影響します。一般的に、整形地や広い道路に面した土地は、建築や駐車場設置が容易で、住宅や店舗の需要が高まりやすくなります。また、南向きや角地などの条件が良い土地は、日当たりや風通しが良く、資産価値が下がりづらいとされています。利便性と快適性を兼ね備えた土地を選ぶことで、購入後も安心して資産として持ち続けることができます。

4.地盤の強度と耐震性
日本は地震が多い国ですので、地盤の強度と耐震性は土地選びにおいて重要なポイントとなります。強固な地盤の土地は、建物へのダメージが少なく、安全性が高いため、資産価値が下がりにくいです。購入前に地盤がしっかりしていることを確認しましょう。また、耐震性の高い建物を建てることで、安心して長期間に渡って資産価値を維持できます。

5.法令遵守と土地の権利関係
や権利関係の確認が欠かせません。建築基準法や都市計画法などの法令に違反していないかを確認し、建物を建てる際や土地利用の際に問題がないかをチェックしましょう。また、権利関係のトラブルがない土地を選ぶことで、安心して資産価値を維持できます。土地の登記簿を確認し、権利者が明確であることや、隣地との境界がはっきりしていることを確かめましょう。

まとめ
資産価値の下がりづらい土地を購入するためには、立地条件や周辺環境、土地の形状と利用可能面積、地盤の強度と耐震性、法令遵守と権利関係の確認が重要です。これらのポイントを押さえ、長期的な視野で土地選びを行うことで、資産価値が下がりにくい土地を購入できるでしょう。初めて不動産を購入する方でも、この記事を参考に、自信を持って素晴らしい投資を行ってください。もちろん、不動産エージェントや専門家と相談しながら、より詳しい情報やアドバイスを得ることも大切です。ぜひ、資産価値が下がりづらい土地選びの成功を目指してください。

不動産購入時の「頭金ゼロ」は賢い選択なのか?!

住宅ローンの残高は過去最高なのに毎月の返済額が減っているという事をご存知でしょうか?背景を探ると頭金ゼロで組めるなどの理由から、住宅ローンが借りやすくなっていることがあります。将来の金利上昇が懸念されるなか、変動型を選ぶ人や住宅ローン減税の恩恵を受けるためにあえて繰り上げ返済しない利用者も多くいるようです。個人にリスクが蓄積している面は否めない為、ぜひ、ご興味のある方は本記事をご確認いただければ幸いです。

■個人の住宅ローン残高は22年3月末で211兆円と過去最高!
住宅ローンの注目度は高く、2022年末に日銀が金融政策を修正したことをきっかけに、ローン金利が上昇するとみている人が増えています。住宅金融支援機構によると、個人の住宅ローン残高は22年3月末で211兆円と過去最高となり、足元でも過去最高を更新しているとみられます。不動産価格の上昇と住宅ローンが低金利で借りやすいことが相まって残高が増えています。

不動産経済研究所によると、2022年のマンションの平均価格は5121万円と前年から0.1%上昇して首都圏の平均価格は6288万円になっています。

借りる側の変化も大きく、働き方の多様化や晩婚化で頭金をためてローンを組み、定年までにコツコツ返すという常識は変わっています。三井住友信託銀行の三井住友トラスト・資産のミライ研究所の調査によると頭金ゼロと頭金が1割くらいが合計で44%もいて、住宅購入者の多い30代に限ると頭金ゼロが39%、頭金1割が27%との調査結果が出ています。

頭金は物件価格の2〜3割が目安とされ、同研究所は「住宅ローン減税のメリットを利用したい」「頭金をためていると完済時に高齢化」「物件価格の高止まりで待っていても安くなりそうにない」という事情が出ていると予想されています。

日銀の政策修正などで固定金利が上昇基調に入る一方で、変動金利の引き下げ競争は止まりません。変動の基準金利は例えばメガバンクはそろって2.475%だが、実際の適用金利は0.3〜0.4%台となり、変動金利と固定金利の金利差は開く一方で、メガバンクで新規に住宅ローンを借りる人の9割近くが変動型金利を選んでいます。

■繰り上げ返済が進まない住宅ローンの実態!
日銀の金融政策が修正される観測がくすぶる一方で、家計の毎月の返済額はむしろ減少傾向となります。毎年の住宅ローン残高の純増分と新規貸出額の差額を返済額と推計して計算すると、2000年代は20兆円を超えていたが、2021年度は15兆円台まで減っています。ここ数年は残高が増えているのに、返済額が減少する傾向が鮮明となります。

理由の一つは政策的な支援です。住宅ローンの利息より「住宅ローン減税」控除額が大きい「逆ざや」を期待する人が多かった事が背景としてあります。住宅ローン減税は毎年末の住宅ローン残高が基準となるため、減税期間中は繰り上げ返済で住宅ローン残高を減らさない方が得になります。

「逆ざや」問題は会計検査院が指摘されていました。本来はローンを組む必要がない人が組んだり、繰り上げ返済をしなくなったりする動機になると問題視されていました。

これを受け、政府・与党は2022年に税制改正を行い控除率の水準は0.7%に下がり、繰り上げ返済を促すため残高上限も引き下げました。消費税率の引き上げに伴って拡充していた一般住宅は2023年までの入居で4000万円から3000万円に引き下げられました。

繰り上げ返済が進まない理由については、若年層でも低金利で長期間のローンを組めるようになり、負債額が大きくても月々の返済負担を抑えることができているのではないかと指摘されています。総務省・内閣府によると、年収に対する家計の負債残高の倍率は、39歳以下でこの20年で2倍から3.5倍程度にまで膨らんでいます。

リスクは一部で顕在化し、金融庁によると、新型コロナ禍で金融機関に住宅ローンの返済計画について条件変更を申し出た件数は累計で10万件を超え、増加傾向にあります。条件を変更すれば毎月の返済額は軽くなるが、後々の返済の負担は重くなってしまいます。

長期の返済を前提にした住宅ローンは、一般の会社員が高額な住宅を取得できるようにした金融商品となり、銀行はローンの商品性を改善しています。住宅ローンが組みやすくなった結果として、借りすぎの人が増えているとすれば本末転倒となります。

■将来の金利負担の増加ペースが不透明な住宅ローン!
日本の住宅ローンの延滞率は世界と比較しても低く、貸出残高の拡大は決して差し迫ったリスクというわけではありませんが、それでも将来の金利負担の増加ペースが不透明な中で住宅ローン減税などを理由に返済が進まないのはいびつな構造という見方はできるだろうと判断できます。

若年層の家計の負債拡大で、資産形成とのバランスを不安視する声も叫ばれます。少額投資非課税制度(NISA)を拡充してもローンの返済負担に早くから追われる家庭が多ければ、住宅以外の金融資産への投資には消極的になると考えられます。

金利負担が小さくても住宅の購入は大きな買い物に違いはなく、住宅金融支援機構が3月に公表したアンケート調査では、将来の金利上昇に伴う返済額増加について聞いたところ、対応策について「十分に理解」と「ほぼ理解」と答えた人は半分以下にとどまっており、この数値の低さは住宅購入後の問題へと発展しかねません。

いずれにせよ、不動産購入の住宅ローンのお話は非常に重要なため、今後の参考にお役立て下さい。

地震が発生した時、どのような行動をとればいいのでしょうか。

住宅地や繁華街にいる時、川や海、山の付近にいる時、車を運転中など、どこで地震に遭うのかわかりません。地震発生時のそれぞれの場所での対処行動を知っておき、いざとなった時に安全確保ができるようにしましょう。

地震発生時、身の安全を確保するには適切な行動が求められます。外出先で地震に遭遇しても、落ち着いて安全確保の行動がとれるよう、注意ポイントなどを確認しておきましょう。

○住宅地
住宅地の路上では落下物や倒壊物に注意
路地にあるブロック塀、電柱や自動販売機は、強い揺れで倒れるおそれがあるため、そばから離れましょう。屋根瓦やベランダなどに置かれている物が落下してくることがあるので、頭上からの落下物に注意しましょう。

○オフィス街や繁華街
窓ガラス、外壁、看板などが落下してくる危険性
窓ガラス、ビルの外壁やタイル、看板などが落ちてくるおそれがあります。カバンなどで頭を保護し、できるだけ建物から離れましょう。商業施設の中にいる場合には、吊り下げ天井の落下や、陳列棚の商品が落下するおそれがあるので、揺れを感じたらすぐにその場を離れましょう。また、エスカレーターは急停止することがあるので、手すりにつかまって反動に備えましょう。

○自動車の運転中
急ハンドル操作や急ブレーキはしない
急ハンドル操作や急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とし、ハザードランプを点灯して道路の左側に停車しましょう。停車後は慌てて車外に飛び出してはいけません。

○電車・地下鉄・バスの車内
吊革や手すりにつかまり、姿勢は低く
吊革や手すりにしっかりつかまり、低い姿勢をとって身を守りましょう。停車後に避難を必要とする場合には、慌てて外に飛び出さずに乗務員の指示に従って避難しましょう。

○海岸やウォーターフロント
すぐさま高台に逃げる
震源に近いところでは、津波情報が出る前に津波がくるおそれがあります。海岸ではすぐに高台に逃げましょう。高台がないところではできる限り海から離れましょう。

○川・山・がけ付近
上流のダム決壊、地鳴りの前兆にも注意
上流のダムが壊れるおそれがあります。避難する時は上流や下流方向に行かず、川とは直角に移動して高台に逃げましょう。山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意し、地鳴りがしたらすぐ高台へ逃げ、できるだけその場から離れましょう。

〇自宅
(太文字)対処法としては、揺れを感じたら「玄関」へ避難。まずは自分の安全を確保しよう。

頑丈な構造で、避難路を確保できる「玄関」は、家の中で比較的安全な場所である「安全ゾーン」とされています。実際、過去に倒壊した家で、玄関だけが残っていたケースは多かったそうです。緊急地震速報が鳴ったり、小さな揺れを感じたりしたら、まずは玄関へ避難し、ドアを開けましょう。ただし、古い木造家屋の2階にいる場合は、慌てて1階に降りないようにしてください。

◆自宅で緊急地震速報が鳴ったときや、揺れが小さいうちに行う対処ステップ
①玄関など転倒落下物の少ない「安全ゾーン」へすみやかに移動する
②家の中に閉じ込められないように、ドアを開ける
③手を離してもドアが閉まらないように、鍵を回したり、ドアガード※を立てたりしておく
④頭を下げてしゃがみ、手で首筋を守る姿勢をとる

これまで常識とされてきたアクション「机の下で身を守る」「スグに火を消す」は、100%の正解とは限りません。例えば、机の下に隠れた場合、転倒落下物などによって身動きが取れなくなってしまったり、玄関ドアが変形し閉じ込められたりする可能性や、強い揺れの中で離れた場所のストーブを慌てて消そうとして、ヤケドを負う可能性もあります。

◆自宅での地震発生に備える、3つのポイント
①安全ゾーンとなる玄関および玄関への経路には、物を置かない
②家具・家電類は2カ所以上を複数の器具で固定する
③窓ガラスだけでなく、家中のガラスに飛散防止フィルムを貼る

自分の家の倒壊の危険度について、自治体が行っている耐震診断などを使って事前に調べ、対策しておくこともオススメ。建物の条件などによっては、無料で診断を受けられたり、耐震改修費用を一部負担してくれたりする自治体もあります。

地震などの災害時、いざとなった時に役立つ知識を知っていると、身の安全につながります。
住宅に関しては旧耐震の住宅を選ばないという事も一つの選択肢といえると思います。
新耐震だから絶対安全というわけではありませんが、これから住宅購入を検討されている方はくれぐれも耐震面も考慮した住宅を購入する事をおすすめします。

住みやすい家の特徴について

どのような家が住みやすいのかを調べてみました。

1.断熱・気密性能が整っている
日本は四季があり気候変動が激しい国なので、家の中の気温や湿度も1年を通して大きく変わります。
そのため、夏場の暑さや、冬場の寒さを感じないような断熱・気密性能が整っていることで、家の中が快適な空間になります。

エアコンや暖房器具を使えば、快適になるとお考えの方も多いでしょう。
しかし、断熱・気密性能がない住宅で、エアコンや暖房器具だけで室内の気温・湿度を調節しようとすると、光熱費が高額になります。

そのため、エアコンや断熱器具を使う場合でも、断熱・気密性能を整えることはとても重要なポイントです。

2.ライフスタイルに合わせて間取変更ができる
間取りは、生活に直結するため、家族構成やライフスタイルに合わせて考えておきましょう。
部屋の数や、配置など大枠を先に決めあとから変更ができるようすると家族構成が変わったときに対応しやすいと思います。
収納の大きさや形、ドアの位置などの細かな部分を後で決めましょう。

3.家事・生活動線を整理すること
動線とは、生活している中で人が移動する経路のことをいいます。
朝の支度や帰宅して就寝するまでの生活動線や、掃除や洗濯などをする時に通る家事動線などが不便だと、小さなストレスがたまっていくことになるでしょう。

生活動線とは、家の中で人が通る道を線にしたものです。
家の図面上に線を書いた時に 、線が密集していれば、その場所は人が多く集まる場所だと言えます。

密集している場所は、洗面所やリビングなどが動線が重なり合う場所で、渋滞が起こりやすいため、できるだけ人が集まる場所と分散させる場所をはっきりと分けた方が良いようです。

家族が集まる場所を作りたい時は、動線が重なる場所に設けたり、家の中で渋滞を避けたい場所は、動線が交わりにくいところに設けるようにすると使いやすいようです。

子育てのしやすい間取りとは
1.1階だけで生活できる家
リビングや寝室、収納、水回りなどの家の機能を1階部分に集結させることで、階段の上り下りの回数が減り、子供がけがをする危険性が低くなります。
また、子供から目を話す時間も少なくできるでしょう。

2.水回りの設備をリビングの近くに設置して、1箇所に集中させることをおおすすめします。
以前なら、水回りの設備は臭いの問題があり、なるべくリビングから離れた場所に設置するのが良いとされてきましたが近年トイレの消臭機能が優れており、リビングの近くに設置しても特に臭いには困らないため、リビングの近くに設置することがおすすめのようです。

リビングの近くにトイレを設置することで、子供がトイレに行くときも、目を離す必要がなくなりますし、トイレを嫌がる子供も、トイレに行きやすくなるのではないでしょうか。

3.吹き抜けを作る
吹き抜けは、1階部分と2階部分を繋げてくれるため、家族の気配を近くに感じられます。
また、声が通るため、1階と2階で会話ができたり、様子を伺えたりします。

1階に生活の機能を集めておけば、足腰が弱くなっても、階段を使わずに生活できるため、便利に感じるでしょう。
また、水回りをリビング近くに1箇所にまとめることで、介護が必要になっても楽に移動できます。
さらに、吹き抜けのすぐコミュニケーションが取れるという特徴は、体調が悪い時などに、助けを求めやすいですし、気づきやすくなるでしょう。

子育てしやすい家と老後に住みやすい家は多くの共通点がありますので、老後の暮らしも想定した作りにすることで、長く快適に住める家を考えておく事をおすすめです。

持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!

『持ち家vs賃貸ではどちらが得?』という記事を良く目にします。住まいをめぐる永遠の課題と記載がある事も多く、消費者を迷わせる記事が多いような気がします。それも多くの記事で「支払総額があまり変わらない」といったものが多いからです。『支出』だけを比較した場合はローン返済額と家賃以外の費用も加えて精密に試算すると、実は支出総額はほぼ同じという記事は納得が出来ますが、持ち家の場合は『売却』を行う事により、立地等にもよりますが、〇千万円という現金に変える事ができるケースもあるからです。

■持ち家と賃貸、50年間にかかる総費用(『支出』)を比較してみると!
2021年度時点の首都圏を想定し、三井住友トラスト・資産のミライ研究所が非常に興味深い試算結果を発表されています。その試算結果とは住宅のフロー(流動性)支出に注目し、持ち家は固定資産税や修繕費、賃貸は2年ごとの更新料なども加えてシミュレーションされた結果だという事です。その結果を見てみると、結果は持ち家が総額8310万円、賃貸が同8235万円とシミュレーションされたようです。その差はわずか75万円という金額です。

※賃貸と持ち家の費用総額の比較の内訳:賃貸住宅(家賃7800万円、更新料300万円、入居費75万円、引っ越し費用60万年)、持ち家(ローン返済額5670万円、頭金・購入時諸費用1275万円、固定資産税765万円、修繕費600万円)

試算は制度変更が多い『住宅ローン減税』を勘案していないようなので、持ち家を購入し、住宅ローンを組まれる一般家庭の場合は減税分を考慮すると得する事が考えられます。この結果は逆転し、持ち家の方が得するケースも多いでしょう。しかし、600万円と見込む修繕費は持ち家の状態などによってはさらに上積みされ、現在は資材の高騰等で金額が高くなる事が懸念されます。損得は少しの変化で逆転する事を把握しておいて欲しいです。

50年という長期間でみると、それぞれの費用は多様な社会環境の変化によって影響を受け、支払い総額も大きく変わります。例えば住宅ローンの金利は試算では年2%とされていたようですが、バブル期の住宅ローン金利は7%もありました。現在は日本銀行の「実質的な利上げ」状態となり、2023年初めから一部で金利が上昇しています。これから金利上昇圧力が高まる事が懸念されるため、なるべく早い時期に低い住宅ローン金利で住宅購入をしておく事をおススメします。結果、総支払額にも違いが生じてきます。

■持ち家の支払いはメンテナンス費用にまとまったお金が掛かる。しかし、自分の資産保全には必要なお金!
マンションは通常、毎月一定額の修繕積立金を払っていくので一般に支出は緩やかです。しかし、それでも修繕積立金不足により、修繕費を臨時で集める例もあり、突発的な支出と無縁とは言い切れません。戸建て住宅は自分で築年数ごとに掛かる費用を予測し、なるべく早めのメンテナンスが必要となります。これらの支出が必要になりそうなタイミングを知り、備えることが欠かせません。しかし、この費用は自分達の快適な生活を行う上での必要な費用である事とその不動産を売却する際に、定期的なメンテナンスをきちんと行う事で、その分費用に置き換える事が出来るケースもあります。ご自身の資産保全には必要な支払いという認識も必要だと思います。

■賃貸の最大のリスクは「資産保全」が出来ないこと!
賃貸には最大のリスクがあります。それは若いうちは収入も安定し、毎月の賃料支払いは問題がありませんが、定年退職を機に、毎月の支払いが続く事で、その費用が生活を圧迫するケースもあります。持ち家は住宅ローンが完済すれば、大きな修繕がない年は賃貸より総じて支出が低くなる事も多く、生活に余裕が出来る事もあります。その為、年金生活に入って収入水準が下がった場合のまとまった賃料支払いは生活を圧迫する事もありますので、ご注意下さい。

高齢になったとき、住みたい家の賃貸契約を続けられるかも不安材料となります。国土交通省の2021年度調査によれば、賃貸住宅オーナーの約7割が高齢者の入居に拒否感を抱いているというデータもあるようです。その理由としては高齢者が入居中に死亡した場合に次の入居者探しが難しくなることを懸念されているという事です。

■持ち家が全て「資産」になる訳ではない!
一方、住宅は「資産」でもありますので、最終的な収支は賃貸とは異なります。持ち家であれば老後は売却し、その代金を介護施設の入居費などに充てられます。賃貸ではこうした不動産としての資産形成は出来ないといっても過言ではありません。しかし、持ち家の全てが「資産」となるかは別です。「資産」となる不動産は立地が良い場所になければ、現金化は難しく、辺鄙な場所の不動産では誰も買ってくれません。希望通りに売れるのは交通の便が良かったり、適切な修繕が施されたりした市場性がある物件だけです。土地だけなら売れる可能性は増しますが、近年は解体費も上昇傾向にあり、十分なお金が手元に残るとは限りません。これから不動産を購入する方は、売却時を想像し、また「資産となる不動産」をご検討いただく事を強くお勧めします。

リモートワークの普及などで住み替えが頻繁になり、持ち家と賃貸を行き来する暮らし方も増える事が予想されています。いずれにせよ、多くの方が不動産に興味を持ち、自分の生活の場である不動産が「資産形成」の場でもある事を把握していただきたいと思います。今後の参考にお役立て下さい。

コンセントの位置

コロナ禍で家電製品が増えたのにコンセントは以前のままで昔にくらべ、家電製品は格段に増えています。
当然コンセントの数もそれに伴って増設が必要なのですが、そのままになっているという家も多いのではないでしょうか。

また新築時に時間をかけて吟味したつもりでも、図面の段階で必要なコンセントの位置を全て把握するのは難しく、住み始めてから気づいて後悔したという声も聞きます。

そして現在コロナ禍のステイホームで、以前よりも必要なコンセントを必要としています。

よく見られるのが位置が悪く届かないので延長コードを使っている。
またあまり使わないコンセントがタンスなど大物家具の裏に隠れてしまい、大掃除の時にタコ足配線や家具の裏でホコリをかぶったままの存在発見するケースもあり気を付けないと火災原因の恐れがあり危険です。

また家の中のあちこちにコードが這いまわっているのは、見た目が悪いのはもちろん、足に絡んで転ぶ危険があり、いつしかホコリが絡んで掃除も手間取ります。

そこで自宅の建替えに伴いコンセントの数と位置を調べてみました。

そのチャンスはリフォームを検討している方にも見直すチャンスだと思います。
内装工事の際に一緒に増設と移動を行えば、意外と手軽にできるようです。

コンセント増設時の注意点!
コンセントの増設の際には、使える電気容量が増えるわけではありませんので使用電力と電力会社との契約の見直しをして電気容量不足が起こらないようにしなくてはいけません。

見かけることが多いケースは、キッチンの電気容量不足です。
新築やリフォームでキッチンが新しくなると、料理が楽しくなり、家電製品が一気に増える傾向があります。
しかしいくらたくさんのコンセントが取り付けてあっても、1つの回路内で、圧力炊飯器、大型レンジなど消費電力が大きい家電を同時に使えば、その部分の小ブレーカーが落ちやすくなってしまいます。

どこでどんな家電を使う?「配線の見直し」でブレーカーは落ちなくなる
コンセントの数と位置を計画する際には、単純にコンセントを増設したり、
分電盤の容量を増やしたりするだけでなく、どこでどんな家電製品を使うか、
同時に使う可能性の有無など、生活スタイルを再確認し、それに合わせて配線を見直すことが肝心です。

そこで、まずは必要なコンセントの数と位置を改めて確認し、次に1つの回路に消費電力が大きなものが集中しないよう、回路を分けて配線しなおしてもらいましょう。

また全体の容量が足りない場合は、分電盤の容量を上げる方法もあります。
ただしマンションの場合は容量に上限があること、また容量を上げると基本料金が上がりますので、事前に確認が必要です。

ここにあったら便利な「コンセントの場所」

■玄関ドアの外側すぐ脇
⇒クリスマスツリーやイルミネーション用としてよかった

■玄関カウンター上、廊下のニッチの中
⇒装飾用ランプ、リースのイルミネーションなどが置けた

■洗面所の収納内部
⇒充電式髭剃り・電動歯ブラシ用として便利だった

■洗面所やトイレの中の床近く
⇒冬場の小さな暖房器具用として便利だった

■洗面所の天井近く
⇒壁付けタイプの扇風機用として

■掃除機を入れる収納の内部
⇒充電タイプの掃除機を収納内部で充電できてよかった

■オーディオやパソコン周辺
⇒通常の2倍の量を付けておいたので機器が増えても心配なかった

■キッチンシンク上、吊り戸棚の下部
⇒ハンドミキサー等に。水がかからずコードが作業の邪魔にならない

■ダイニングテーブルの高さに合わせて
⇒ホットプレート、卓上電気鍋に使っている

■ミニカウンターを作って充電場を作った
⇒デジカメ、子機、携帯電話用の専用スペースを作った

■掃除ロボット用として
⇒掃除ロボットのホームベース用として準備した

■寝室のベッドの枕元周辺
⇒小さなスタンド用、スマホや携帯の充電用、充電式懐中電灯用

■寝室のベッドの足元周辺
⇒電気毛布用、布団乾燥機用、加湿器用

■階段の踊り場
⇒掃除機のコードが届かない範囲がなくなった

■LDの境目の床面に床出し専用のタイプを
⇒部屋の中心に置きたいフロアスタンドや電気式の暖房器具用に便利

■リビングの間接照明用として
⇒フロアスタンド用として位置を合わせて作った

■家の中のコンセントの位置を高くした
⇒犬がコード類をかじらないように
⇒腰痛持ちなので掃除機のコンセントの抜き差しが楽に

■ベランダや庭
⇒照明、電気式芝刈り機用

コンセント工事だけ独立して行うと、壁紙の補修が必要になったり、配線が壁の上を這い回る露出配線になってしまったりなど、見栄えが悪くなってしまうことがありますので、新築でもリフォームでも、使いたい時にすぐに使えるように、付け忘れが無いよう、じっくり計画していきたいものです。

また足元だけでなく手元につけたり、床につけたり、もっと便利に暮らせる位置や高さの工夫も必要だと思います。

インテリアのまとめ方

家を新しくするとインテリアどのようにセンスよく仕上げるか困ります。
気に入ったものをただ並べるだけでは、全体を見たときにバランスが悪くならない為にも
インテリアテイスト(=方向性)を決定することから始めると良いそうです。

人気のインテリアテイスト

北欧
北欧インテリアとは、スカンジナビア半島のノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークなど、厳しい冬で知られる地域で生まれたインテリアスタイルです。
冬が長く厳しいため、家の中で過ごす時間をより快適に過ごしたいという背景があり、優しい色合いと居心地のよい空間を作ることに重点を置いています。
上質なデザインと機能性に優れたアイテムが多く、木製であたたかみのある家具を中心に構成される傾向があります。
基本的にはナチュラルカラーが中心のコーディネートになりますが、アクセントになる差し色をプラスすることで全く違ったイメージに仕上げることも可能です。
寒い冬場に床暖房を用いる家庭も多いことから、家具は脚付きのものが多く、デザイン的には角に丸みがあることも特長の一つです。

ナチュラルモダン
インテリアテイストのなかで、一番スタンダードなテイストと言える「ナチュラルモダン」。
シンプルかつ直線的なデザインで清潔感があり、多くの人に好まれるテイストです。
自然素材だけで構成せず、無機質な素材をミックスさせることで簡単に洗練された印象に変化させることが可能です。
よりモダンを感じるテイストに変化できます。
家具、床材など木目のカラーを揃えるとコーディネートにまとまりがでるでしょう。

ミッドセンチュリーモダン
20世紀半ば、1940〜1960年代にデザインされた家具・インテリアを「ミッドセンチュリーデザイン」といいます。
戦時中の軍需産業の技術革新によって生まれたFRPやプライウッド素材を活かし、曲線の美しいデザインを特長とした家具が中心となります。
ミッドセンチュリーのもつ個性的でどこか懐かしいデザインだけでインテリアをまとめてしまわず、都会的でモダンなデザインと融合させるのがポイントです。
そうすることで、ミッドセンチュリーの家具のもつ洗練された雰囲気が引き立つインテリアになるでしょう。

モダン
モダンとは「都会的な」という意味があります。
インテリアテイストにおけるモダンは「クールで高級感のある雰囲気」があり、大人っぽい印象を与えます。
彩度は低めにし、色数も極力抑えた配色が特長です。
装飾を省き、合理性と機能性を追求します。無駄な曲線を省き、素材もステンレスやガラスなどの無機質なものを取り入れることで完成されます。
この雰囲気をキープするために、物は収納して隠すなど生活感を感じさせない工夫が必要であり、家具などの配置も余白を多めに意識することも重要です。

インテリアコーディネーターに依頼する場合、コーディネーターが代表的なスタイルのイメージを持参してくれて、それを見せながら好みを探っていくという方法をとるそうですが
自分達でインテリアコーディネートをする場合、最初にするべきことは、さまざまなインテリアの写真を見て、好きだ(作りたい)と思う画像を集めていくことです。
インテリア雑誌やファッション雑誌、インテリア関連の書籍でもインターネットの画像検索などを集めます。

この中の自分の好みのイメージ画像の好きなものを選んでもらい1枚のボードに貼っていくと自分の好みのテイストが見えてきます。

私はこの中ではモダンテイストが好みのようです。

■配色を意識する
インテリアは平面だけでなく、高さ・幅・奥行のある立体構造のため、配色がイメージし難く、さらに素材、形もさまざまなことがカラーコーディネートを難しく感じさせる原因です。
配色の黄金比の基本をおさえることで、簡単におしゃれな部屋を作ることが可能との事です。

ベースカラー70%
アソートカラー25%
アクセントカラー5%

ベースカラー・・・床・壁・天井など大部分を占める色です。部屋全体の印象を決める色とも言えます。

※一般的な住宅ではホワイトやベージュ系にすることが多く、部屋全体を広く感じる効果があります。

アソートカラー・・・家具や建具、カーテン、ラグなどに当てはまるカラーです。

※面積の割に目に入りやすいため、インテリアのイメージを左右します。

アクセントカラー・・・部屋のポイントとなる色です。

※アクセントと聞くとビビットな色を想像しますが、洗練されたインテリアにするためにダークカラーをアクセントにする方法もあります。

■同じトーンでまとめる
インテリアも色を3色までに抑えたほうがコーディネートがまとまりやすくなりますが
インテリアの素材やアイテムによって3色以上になることが多くあります。
その場合、同じトーンで揃えることにより色数が増えても統一感を損ないません。

トーンとは色の明度と彩度が似ているものをグループ化したものです。

■色のつながりを意識する
インテリアにおいての色のつながりとは、例えば、壁に配置した絵画の一色をラグに取り入れる、といったカラーコーディネートです。
全体で見たときにさりげないほど、洗練された印象を与えます。
アイテム同士の形はバラバラでも、部屋全体としてまとまりを感じるインテリアとなる上級テクニックのようです。

■部屋の大きさと家具のサイズのバランス
部屋に合った家具のサイズを選ぶとはショップで家具を見たときのサイズ感と、実際に家に搬入した後の違いに驚くことがあります。
ショップは天井が高く、空間も解放的な場合が多いため、家具のサイズ感を感覚的に把握しづらくなっているのが原因です。
検討している家具の幅・高さ・奥行を調べ、図面に反映して確かめるのが一番いいようです。
図面の用意がない場合は、実際に設置する部屋を採寸し、どのくらいのサイズ感になるかを検討した方が良いでしょう。

■必要な生活動線上に家具を置かない
家具を配置する場合、生活動線の邪魔にならないように気を付けましょう。
例えばダイニングテーブルの場合、長方形と円形では円形の方が場所をとらないと思われがちですが、実際に使用するときは、円形テーブルのほうがより広めのスペースが必要です。
一人がゆったり通れる生活動線の幅は約600ミリといわれていますが、リビングルームとベッドルームでは生活動線の基準も異なります。
部屋別、家具別に考慮していく必要があり、一概に正解はなく判断が少し難しいかもしれません。

家具のサイズを決めていく場合、「搬入経路」の確認は忘れてはいけない点です。
特に大型家具を検討している場合、気に入って購入しても部屋の中に運び込めないトラブルは避けたいものです。
図面を持参し、購入先に確認してみることをお勧めいたします。

いかがでしょうか、新しいお住まいを検討する際のお役に立てれば幸いです。

子育てしやすい間取り

子供がいる家庭では、家事と子育てのしやすさに配慮した家づくりが大切です。
幼少期だけでなく、ある程度成長してからのこともイメージしておくと、より快適な家づくりができます。

リビングやダイニングは広い空間
子供が小さいうちは大半の時間をパパやママと過ごすため、家族が集うリビングやダイニングは、広い空間にすることがお勧めいたします。
空間にゆとりがあれば、子供がおもちゃを広げてのびのびと遊べます。
また、リビングやダイニングスペースを広めにとっておけば、将来的に家族が増えたときも便利です。

リビング階段などで家族と必ず顔を合わせる作り
家づくりでは、家族が自然と顔を合わせてコミュニケーションを取ることができる環境を考えることも重要です。
例えば、廊下ではなくリビングの中に階段を設置するリビング階段では、家族が自然と顔を合わせる間取りにできます。
必然的にリビングを通る環境にすることで、親子のコミュニケーションが密になるほか、子供の顔色の変化に気付きやすくなったり、夜勝手に出歩くのを防ぎやすくなったりするのも大きなメリットです。

リビング・ダイニング近くに畳スペースがあると便利
リビング・ダイニング近くに畳スペースを設ければ、お昼寝のときに寝室に移動する手間が省けて便利です。
赤ちゃんのおむつ替えや、子供の遊び場にも使えます。
引き戸で仕切れる作りにしておけば、おじいちゃんやおばあちゃんが遊びにきたときに来客用スペースとして使うことも可能です。

子供たちが見渡せるキッチン
子供が小さいうちは、なかなか目が離せません。
キッチンからリビングを見渡せるようにしておけば、家事をしながら子供の様子が確認できます。
子供と会話をしつつ家事を進められれば、お手伝いをしてもらいやすい環境になるのでないでしょうか。
また、子供からも常にパパやママの姿が見えるため、親子の安心感につながります。

子供部屋は広い間取りで成長に合わせて仕切る
子供部屋は広めに作り、自由に仕切れるようにしておくのがおすすめです。
幼少期は個室の必要性が低く、きょうだいがひとつの部屋で過ごすことも多いでしょう。
子供が小さいうちは広い間取りのままで自由に遊ばせ、成長期に合わせて仕切るほうが、思春期になったときも快適に過ごせます。

玄関が広めだとベビーカーなど置けて便利
子育て家庭にとって、玄関周りのスペースは重要です。
赤ちゃんがいるとベビーカーを置くスペースも必要となり、大家族だと靴や傘が玄関に散乱します。
出入りするだけの場所と考えず、玄関スペースはできるだけ広めに作っておきましょう。
また、家の収納力は家事の負担を減らす大切なポイントです。
シューズクロークがあれば、子供の三輪車や外遊び道具など、家の中に入れたくないものも玄関に収納しておけます。

バスルーム・洗面所も親子で使える広さ
バスルームや洗面所は、親子で一緒に使うことを想定した広さがベストです。
特に子供が2人以上いる家庭では、体を洗うときに窮屈でないか、ゆとりを持って湯船に入れる広さがあるものをお勧めいたします。
入浴時間は親子のコミュニケーションの場です。今日の出来事をゆっくり聞いてあげたいものです。
洗面所は、歯磨きを教えたり着替えをさせたりすることも考え、2人並べるスペースがあると便利です。

私は娘が小さい頃にはお風呂の中で幼稚園で教わった歌やお遊戯を教えてもらったり、三人の子供たちが共通の興味のある本を読み聞かせたり、
個々に合わせてゲームを一緒にやったり、教えてもらったりとひとりにならないようしていたと思います。
子供の成長を見られる貴重な時間を楽しみながら過ごせるお住まいを探してみてはいかがでしょうか。