快眠のための寝室づくり

冷えと乾燥に悩むこの季節は、睡眠の質が低下しがち。冬場の快眠に適した温度は16~19度、湿度は50%前後が良いとされています。
また、布団の中の温度も快眠に深く関わり、33度前後が適切です。これを保てるかどうかで睡眠の質は大きく変わります。
寝室の温度や湿度をチェックして、睡眠環境を整えましょう。

①加湿加湿器を使って寝室にうるおいを
乾燥は睡眠の妨げになります。乾燥しやすい冬は加湿を欠かさず行いましょう。また、空気が乾燥しているとウイルスが増殖しやすくなり、風邪などの感染リスクが高まる原因に。

②寝室のカーテンを冬用に
カーテンは冬用の厚手のものを選ぶことで、窓からの冷気を遮断します。また、色も暖色系を選ぶことで、視覚的にも体温を高める効果があります。

③ぐっすり眠れる寝具選び
掛け布団は、軽くて保温性の高い良質の羽毛布団がおすすめ。敷布団は吸湿発散性が高いものを。シーツはガーゼタイプにすることで柔らかな肌触りが寝つきをよくしてくれます。

④アロマの効果で質のいい睡眠を
就寝前にアロマオイルを使用することで、心身ともにリラックス。緊張やストレスを緩和してくれる、ラベンダーやベルガモットなどがおすすめです。

睡眠の質を下げてしまう就寝前のNG習慣

・寒いからといって熱いお風呂に入ると逆効果
熱いお風呂に浸かると交感神経が刺激され、心身が活発な状態になってしまいます。38~40度のお湯にゆっくり浸かることで、眠りやすいリラックスした状態を作ることができます。

・パジャマや靴下など寝る時は厚着をしすぎない
良い眠りは深部の体温が下がった時に起こります。厚着をすると睡眠に入った後の熱を逃がすことができなくなるため、パジャマは薄手のものを。また、締め付けの強い靴下は血行が悪くなるので注意。

・掛け布団は重ねすぎると快眠の妨げに
たくさん布団を被るのはNG。掛け布団を重ねすぎると、寝返りをするときに力が入り熟睡の妨げになります。まずは敷布団を温かいものに替えてみましょう。

寝ている間の乾燥トラブルに注意

乾燥からくる喉のトラブル・・・
朝起きた時になんだか喉がイガイガ...。喉が乾燥すると、粘膜の働きが衰えウイルスや細菌が侵入しやすくなります。
寝ている間の加湿で、喉の炎症を防ぎましょう。口呼吸をしてしまう人は、マスクをつけるのも効果的。

冬にこそ注意したい隠れ脱水・・・
脱水症状になるのは汗を頻繁にかく夏だけではありません。
冬は乾燥しやすいため水分蒸発が進み、知らないうちに脱水状態に陥る危険も。
こまめに水分補給し、お部屋の換気を定期的に行いましょう。


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