\早めの大掃除で家中スッキリ/秋掃除のすすめ

大掃除といえば年末に行うのが一般的ですが、最近では少し早めの「秋掃除」に注目が集まっています。
そこで今回は、秋の大掃除のメリットと、この時期ならではの掃除の工夫やコツを紹介したいと思います。

・どうして秋掃除が注目されているの?
冬の水仕事や屋外の片付けは何か手間がかかるもの。その点、気候が穏やかな秋は水仕事もはかどるうえ、適度な温湿度のよって住まいの汚れやカビなども落としやすくなります。寒さが本格化する前に大掃除を済ませておけば、何かと慌ただしい年末もゆとりをもって過ごすことができます。

✤秋掃除のメリット
Merit1 頑固な汚れを落としやすい
換気扇やガスコンロなどキッチン周りの油汚れは、気温が下がると固まって取れにくくなっています。そのため、比較的気温が高い秋のうちにキレイにしておくのがおすすめ。

Merit2 ダニを取り除いてアレルギーを防ぐ
ダニは湿度や温度が高くなる梅雨から夏にかけて繁殖し、秋は死骸となって残ります。アレルギーの原因にもなるため、しっかりと取り除いておくことが大切です。

Merit3 カビの除去と予防が一度に出来る
浴室はもちろん、夏の大活躍したエアコンもしっかりと掃除しておくことでカビの増殖を防ぎ、冬も快適に使うことができます。

Merit4 大きめの洗濯物も乾きやすい
ホコリや汚れのついたカーテンやシーツもこの時期にまとめて洗濯。秋は湿度が低いので、大きめの洗濯物も乾燥機を使わずにカラっと乾かすことができます。

Merit5 節約にもつながる
冷暖房の必要がなく、温かいお湯を使わずに掃除ができるので、電気代やガス代の節約にもなります。

Merit6 ハウスクリーニングは早めの予約がお得
エアコン内部の洗浄など、掃除のプロの手を借りたいときは早めの予約を。早期予約で割引になったり、希望の日程が取りやすくなったりします。

夏の汚れがたまりやすい場所と掃除のコツ
☑換気扇・ガスコンロ・・・換気扇は可能な範囲でパーツを分解し、ぬるま湯でつくった重曹水に浸けおきします。汚れがひどい場合はこすり洗いをして、布巾などで拭き取りを。五徳や魚焼きグリルも同様に掃除します。

☑フローリング・・・中性洗剤や弱アルカリ性洗剤を使って汚れを落とした後、水拭きをして洗剤を拭き取ります。ただし、無垢材のフローリングは水に弱いため、汚れが気になる場合は固く絞った雑巾を使い、乾いた布で乾拭きをして仕上げます。

☑エアコン・・・フィルターはホコリを掃除機などで取り除いたから水洗いします。吹き出し口はアルコールを吹き付けた布で拭き、送風運転をして内部を乾かします。フィルターの汚れを取り除くだけでも消費電力の削減に。

☑窓まわり・・・網戸やサッシはブラシや掃除機を使って砂やホコリを取り除き、水で洗い流します。窓は固く絞った雑巾を左右にまっすぐ動かして上から下へ拭いていきます。その後、乾いた布で円を描くようにして、手早く水分を拭き取りましょう。日差しによって汚れが見えにくくなることがあるため、曇りの日に掃除するのがおすすめです。

☑カーテンなどの大物を洗濯・・・カーテンは洗濯表示を確認し、洗濯ネットに入れてやさしく洗います。汚れがひどい場合や型崩れが気になる場合は、ぬるま湯に洗剤を溶かして浸けおき洗いを。洗濯後はそのままカーテンレールに吊るして乾かせばOK。

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